中国企業の「韓国投資ガイドブック」になってほしい
駐韓中国大使館の陳洲・経済公使は中国政府内で最高の「韓国経済通」に挙げられる。
87年に北朝鮮・金日成(キム・イルソン)大学で朝鮮語を勉強して以降、ずっと南北(韓国・北朝鮮)で勤務してきた。韓中国交正常化直前の91年、代表部の職員としてソウルに派遣され3年間勤めた同氏は、05年に経済公使として再びソウルに赴任した。その陳公使が最近、韓国の経済と産業を総合的に分析し、まとめた『韓国商務(韓国ビジネス)』という本を出版した。
陳氏は「韓国が急速な経済成長を成し遂げた背景を中国人に説明したかった」とし「この本が中国企業の韓国投資に大きく寄与することを願っている」と話した。
同氏に「韓国の経済成長の動力を何と結論付けたか」と尋ねると「大企業」という返事が戻ってきた。「三星(サムスン)、現代(ヒョンデ)、LG、ポスコなど大手企業が韓国経済をリードしてきたのは否定できない事実だ。企業家精神に徹底する企業家が事業を起こし、経済成長の踏み台を作った。特に韓国の大手企業は技術の商業化に卓越した能力を発揮した。一部の韓国人はこれを見過ごしているようだ」。
陳公使は最近、中国企業の韓国への投資に大きな関心がある。「これまで韓中経済協力は、韓国企業の中国への投資に認識されてきたが、今後は中国企業の韓国への投資が新しい経済協力のパラダイムとなるだろう。労使和合で回生ムードが漂う双竜(サンヨン)自動車、10億ドル(約1100億円)の規模で建設中の全羅南道務安(チョンラナムド・ムアン)の“韓中産業団地”プロジェクトはこうした可能性を示す代表的な事例だ」。
陳公使は「韓国の各企業の頻繁な労使紛争、厳しいビザ(査証)発給の手続きなどが中国企業の韓国市場への参入を妨げている」とし「両国間の経済協力をワンランクアップさせるためには、より大きな枠組みで中国企業の韓国投資を奨励、支援する必要がある」と強調した。
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駐韓中国大使館の陳洲・経済公使は中国政府内で最高の「韓国経済通」に挙げられる。
87年に北朝鮮・金日成(キム・イルソン)大学で朝鮮語を勉強して以降、ずっと南北(韓国・北朝鮮)で勤務してきた。韓中国交正常化直前の91年、代表部の職員としてソウルに派遣され3年間勤めた同氏は、05年に経済公使として再びソウルに赴任した。その陳公使が最近、韓国の経済と産業を総合的に分析し、まとめた『韓国商務(韓国ビジネス)』という本を出版した。
陳氏は「韓国が急速な経済成長を成し遂げた背景を中国人に説明したかった」とし「この本が中国企業の韓国投資に大きく寄与することを願っている」と話した。
同氏に「韓国の経済成長の動力を何と結論付けたか」と尋ねると「大企業」という返事が戻ってきた。「三星(サムスン)、現代(ヒョンデ)、LG、ポスコなど大手企業が韓国経済をリードしてきたのは否定できない事実だ。企業家精神に徹底する企業家が事業を起こし、経済成長の踏み台を作った。特に韓国の大手企業は技術の商業化に卓越した能力を発揮した。一部の韓国人はこれを見過ごしているようだ」。
陳公使は最近、中国企業の韓国への投資に大きな関心がある。「これまで韓中経済協力は、韓国企業の中国への投資に認識されてきたが、今後は中国企業の韓国への投資が新しい経済協力のパラダイムとなるだろう。労使和合で回生ムードが漂う双竜(サンヨン)自動車、10億ドル(約1100億円)の規模で建設中の全羅南道務安(チョンラナムド・ムアン)の“韓中産業団地”プロジェクトはこうした可能性を示す代表的な事例だ」。
陳公使は「韓国の各企業の頻繁な労使紛争、厳しいビザ(査証)発給の手続きなどが中国企業の韓国市場への参入を妨げている」とし「両国間の経済協力をワンランクアップさせるためには、より大きな枠組みで中国企業の韓国投資を奨励、支援する必要がある」と強調した。
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