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金本部長、米側の提案で牛肉交渉を継続

帰国は延期



米国で開かれていた韓国と米国による米国産牛肉輸入再開問題の追加交渉が難航している。


両国は月齢30カ月以上の米国産牛肉輸入を禁止することに対しては原則的に意見の歩み寄りを見た。しかし世界貿易機関(WTO)の規定に反しない形でこうした内容を実行するため頭を悩めている。

外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は3回目の協議を控えて帰国・滞在延長の決定を繰り返した末、16日午後(現地時間)、シュワブ米通商代表部(USTR)代表と米ワシントンで3回目の協議を再開する方針を決めた。

これに先立ち、通商交渉本部は金本部長の帰国方針を発表していた。通商交渉本部は「月齢30カ月以下の牛肉だけを買い入れる実効的な案を講じるためには時間がさらに必要だという判断により、金本部長が帰国する予定だ」と明らかにした。しかし2時間後に通商交渉本部は、米国側が追加協議を要請することによって金本部長が帰国を先送りし、交渉を続ける方針を決めたと翻意した。

通商交渉本部は「金本部長が帰国のためにニューヨークに向かっていたところ、米国側から長官級交渉をもう数日行おうと要請された」と説明した。駐米韓国大使館関係者は「30カ月以上の米国産牛肉を輸入できないという韓国政府の立場を米国もある程度理解している」と述べた。

梨花(イファ)女子大学の崔源穆(チェ・ウォンモク)教授は「一種の最後の通告をして帰国しようとした金本部長に、米国が再交渉を要請した形であることから、まだ妥結の余地がある」と話している。



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