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CEOの最大の敵は‘慢心’

企業経営者にとって他社との競争に劣らず難しいのが自分の気持ちとの戦いだ。 責任が伴う判断をする企業経営者にとって、気持ちをコントロールすることが大きな課題だ。 どんな心理状態でなければならないのか。

国内企業の最高経営者(CEO)は「慢心」を最大の敵に選んだ。 経営者を対象にした三星(サムスン)経済研究所の経営情報サイト「SERI CEO」が9-13日、経営者370人にアンケート調査を行った結果だ。 思い上がると時代の流れに対処できない、ということだ。 「SERI CEO」知識経営室のチョン・ドゥフェ・コンサルタントは「企業の失敗事例を見ると、成功の追憶に陶酔して成長の弾力を逃すケースが少なくなかった」と話した。

怒りを抑えられない「怒心」も「慢心」に劣らず警戒すべきものに選ばれた。 「小心」「疑心」「放心」「私心」もCEOが警戒する‘悪い心’目録に含まれた。 しかし「欲心」「功名心」を選んだCEOは相対的に少なかった。 成果中心的かつ目標志向的なCEOの特性が反映された結果とみられる。


すでに決定したことを状況や条件によって覆す「変心」を憂慮する回答も少数(5.7%)だった。 企業をめぐる経営環境が急変する中、速い状況判断や臨機応変などの‘変心’はむしろCEOに必要だと考えられると、「SERI CEO」は分析した。



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