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結局、朴智星(パク・チソン)の五輪出場はなくなった。
朴成華(パク・ソンファ)五輪チーム監督は16日、「負傷や所属球団の意思などを考えると、朴智星(パク・チソン)が最高の状態でプレーできないと判断されるため、技術委員会との最終調整を経て朴智星をメンバーに含めないことを決めた」と明らかにした。
選手本人の意思を最優先に尊重すると明らかにした朴監督は、代表チームがヨルダンに出発する前日の2日、朴智星に会って意見を聞いた。
洪明甫(ホン・ミョンボ)五輪チームコーチと一緒に会った席で、朴智星は「条件はあまり良くないが、所属チームとの話ついてメンバーに選んでもられるなら、ファンのために頑張りたい」という意思を明らかにしたという。
しかし朴智星のひざの異常とマンチェスター・ユナイテッドの招集自制が大きく作用した。 朴智星は4日のヨルダン戦以降、ひざに異常を感じ、代表チームの練習に参加していない。
最近、マンUの協調公文も大韓サッカー協会に届いた。 朴智星はひざ手術後遺症の治療と2週間ほどかかる歯科手術も受けなければならないため休養が必要だ、という内容だった。
朴監督は「朴智星はすでに五輪チームレベルで招集を論じる選手ではない。 所属チームで競争しなければならない状況なのに、どちらにも集中できない状況になれば、五輪チームでの寄与度も落ちるしかない」と付け加えた。
朴智星をあきらめた五輪チームは代替メンバー探しに苦心している。 朴監督は「従来の選手と重複してもオーバーエージ枠(満23歳以上の選手)3枚を使う考え」とし「実力はやや落ちても五輪チームで最善を尽くす動機のある選手を優先する」と明らかにした。
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