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--あなたは今、韓国では男らしさを代表するアイコンのようになってしまったが、自分が思う男らしさや男くささとは何か。
「男らしさ? うーん…家族や友達、例えば妻がいれば妻、どんな状況でも彼らを守ってあげることができるほど心身ともに強く、丈夫な人でなければならない。自分にとって男らしくありたいと思える女が妻だ。だから女らしい女が好きだ。それでその前に立っていれば「自分は男だ」と感じさせてくれる女。逆もいえる。私と一緒にいることで女性が「あ、私はやっぱり女だわ」と感じることができる男になりたい。そのすべてのものにバランスのある人が好きだ。美しいだけの人には何の魅力も感じない。逆にとても性格ばかり良くても何も感じない。すべてはバランスだ」
--あなたのお父さんはどんな人か。以前、ドキュメンタリーを見ながら、漠然と秋山成勲という男を、手懐けることができる子犬ではなく、ライオンの子として育てたのは、もしかしたらそのお父さんかもしれないと思ったが。
「父は本当に恐ろしい人だった。幼いときには柔道対決のようなことをよくしたが、いつも泣かされた。父に勝ちたいと思ったこともない。父を敵と考えたことがなかったから、父に勝ちたいというより自分が強くなりかった」
--運動をしないときは何をして過ごすか。
「ドライブが好きで時間があれば走っている」
--車種は?
「今はアストンマーティン」
--007ジェイムズボンドが乗っていたあの車か。殺しのライセンスは持っているのか。
「夢を壊してすまないが普通免許証しかない。乗り心地はいいと思う。確かにベンツよりはずっと纎細だ。でも燃費が非常に悪い。ガソリン価格がずっと上がっているのに。車種を変えるなら、次はベントレーを選ぶ」
--サーフィンも楽しむと聞いた。サーフィンや格闘技など危ないスポーツを楽しむようだ。間違ったら死んでしまうことも。
「いや。だから好きなのではない。サーフィンは自然と対面できて良い。やっぱり人間は最終的には自然に帰るということを感じることができる」
(スポテイナー=スポーツ+エンターテイナーの造語)
スポテイナーに生まれかわった秋山成勲(1)
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