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潘総長の訪韓は国連事務総長に就任して以来初めて。潘総長は06年12月、国連事務総長に就任した。
潘総長は訪韓中、李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問し、国務総理と会談する。また古巣の外交部を訪れ、外交部長官とも会談する予定だ。韓国政府当局者らとの会談では、韓国と国連の協力強化策や北朝鮮の核問題などをはじめとする韓半島・北東アジアの情勢、地域紛争問題などについて意見を交わすものとみられる。
特に訪韓3日目の5日には故郷の忠清北道陰城郡遠南面上唐(チュンチョンブクド・ウムソングン・ウォンナムミョン・サンダン)1里ヘンチ村を訪問する。潘総長は故郷で親類・住民らに会った後、父親の墓参りなども予定しているほか、陰城郡が潘氏の生家を観光名所にしようとしている計画についても意見を交わすとみられる。
訪韓中、潘総長はソウル大から名誉外交学博士の学位を受ける。また清州(チョンジュ)大で国連韓国協会主催の「全国大学生模擬国連総会」で特別講演する予定だ。
日本と中国に続いて韓国を訪問し、ソウルで5日間滞在する潘総長は、訪韓後は北海道で開催される主要国(G8)首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に出席する。
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