カンバ大阪の西野朗監督が、韓国サッカーに対する驚きを口にした。

６日、仁川文鶴（ムンハク）ワールドカップ競技場で行われた「２００８韓日プロサッカー交流戦」で、仁川ユナイテッドとカンバ大阪は接戦を繰り広げた末、１－１で引き分けた。相手が昨年、Ｊリーグ優勝をおさめた強力なチームという点で、仁川はこの日、善戦したといえる。

試合後の公式記者会見で西野監督は「仁川の守備がしっかりしていた。味方がゴールを入れられればよかったのだが、両チームともいい試合展開をしたと思う」と満足感を示した。


続いて西野監督は後半、交代投入されたラドンチッチを指摘し「後半、外国人選手が入って来て仁川の攻撃が多様になった。おかげで我々が圧倒していた試合が接戦に変わった」と話した。

一方、西野監督は「韓国サッカーをよく知っていると思っていたが、今日、新しい姿を見た」という評価した。「韓国サッカーは体力とパワーが主だと思ってきた。しかし技術と精神力に変わったという感じを受けた」と伝えた。