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“ダイエット茶碗”作った教授(1)



同徳(ドントク)女子大学の張殷在(チャン・ウンジェ)教授が食べる量を減らしても満腹感を得られるように開発した“ダイエットご飯茶碗”を紹介している。目の錯覚効果を利用したものだ。同徳女子大学食品栄養学科の張教授(51)のあだ名は“ダイエット博士”。米国のロードアイランド大学で92年、ダイエット研究で博士号を取得したからだ。同徳女子大学肥満研究センター長も担当している。

張教授が出しているダイエット処方はとても簡単だ。“基本に戻ろう”ということだ。種類に関係なく少なめに食べてこそやせる、というのが持論。


張教授は「今までダイエットについて語るとき、食べ物の種類にこだわり、量には無関心だった」とし「“少食にしてよく動け”という基本に忠実であるべき」と強調した。

しかしダイエットは、成功する人よりも失敗する人のほうが多いのが現実。もっともな話だが、“少なめに食べる”のはそう簡単ではない。

張教授は「間食を減らせ」という古典的なダイエット戦略に注目した。“塵も積もれば山となる”で、1杯52キロカロリーの自販機のコーヒーを1日2杯飲む人が、コーヒーを1年間飲まなければ5キロはやせられるという。張教授はここからアイディアを得た。

そこで開発したのが“ダイエットご飯茶碗”だ。茶碗の底を上げ、通常210グラム入るご飯を150グラムしか入らないようにした。目に見える茶碗の大きさはそのままだが、盛ったご飯は30%減っているのだ。

張教授は「ご飯を食べる環境が食事量を決める重要なカギ」とし「韓国はご飯一杯を食べてこそ食事が終わったと考える文化圏という点に着目した」と説明した。韓国人は満腹だと感じるよりも、ご飯一杯を全部食べ終わったことを視覚的に確認したとき、箸を置く習慣があるという。



“ダイエット茶碗”作った教授(2)へ続く

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