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72時間連続ろうそく集会…保守派と衝突の恐れ



市民団体などで組織する「狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)国民対策会議」(以下・対策会議)が5日夜から、米国産牛肉輸入再開問題で対米再交渉を求める「72時間連続」大規模ろうそく集会をスタートし、現在まで続けている。

ろうそく集会は5日午後7時、ソウル中心部の太平路徳寿宮(テピョンロ・トクスグン)前におよそ2万人が参加して開催された。参加者は街頭行進を繰り広げた後、光化門(クァンファムン)交差点で警察と対立した。


6日と7日午後には鐘路区大学路(ジョンログ・テハンロ)で「国民無視告示強行政府審判全国民大会」を行うなど徹夜で集会を続ける予定だ。また対策会議は、「6月民主化抗争」(87年6月に全国に広がった民主化デモ)第21周年記念日の10日、全国で100万人が加わるろうそく集会を開催する方針だ。

ろうそく集会の参加者と保守派団体・報勲団体(退役軍人などによる組織)のメンバーが衝突する事態も懸念されている。対北朝鮮工作員出身者(HID)からなる「大韓民国特殊任務遂行者会」のメンバーら約500人は同午後5時、ろうそく集会が行われるソウル市庁前の広場に殉職者7726人の位牌を置き、「北派工作員慰霊祭」を開催した。

同会は「メンバー全員が1人ずつ位牌1つに対し108回のお辞儀をする方式で追悼行事が行われる」と伝えた。

対策会議はこの日、場所を移してろうそく集会を続けた。保守派の国民行動本部は10日午後、市庁前の広場で「法秩序の守護・自由貿易協定(FTA)批准を求める国民大会」とともに「救国のための祈祷会」を開く予定だ。



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