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独島博物館、観覧動員100万人を突破



慶尚北道鬱陵島(キョンサンブクド・ウルルンド)にある独島(ドクト、日本名・竹島)博物館が、観客動員100万人を突破した。

独島博物館は97年に開館して以来観客が着実に増え、年平均10万人に達していたが、今月3日に観客動員数が100万人を超えた。


この博物館は、中央(チュンアン)日報と三星(サムスン)文化財団が光復節(植民地解放記念日)の第50周年記念事業の一つとして80億ウォン(約8億3000万円)を投入し、およそ2年にわたる工事の末、97年8月に開館した。敷地8068平方メートル、延べ面積1600平方メートルの地下1階、地上2階の建物だ。

独島を眺められる道洞(トドン)港の丘の上に立つ博物館の入口の岩には「対馬は本来、韓国領土(対馬島本是我国之地)」という文が記してある。朝鮮(チョソン、1392-1910年)世宗(朝鮮第4代王)時代の歴史を記した『世宗実録』第4巻の一部を移しておいたものだ。

博物館には、独島が韓国領土であることを立証する、新羅(シルラ、B.C.57-A.D.935)時代・智證王(チズン、新羅第22代王)以降およそ1500年間にわたる国内外の資料約1360点を集めておいた。

資料は、初代の李鍾学(イ・ジョンハク)館長(02年死去)が約30年間、日本をおよそ50回も訪問、収集した独島に関する地図と新聞、雑誌、官報、文献が大半だ。博物館は巡回展示を展開中で、慶山市立博物館、京畿(キョンギ)文化財団に続き現在麟蹄(インジェ)山村民俗博物館で鬱陵島・独島の古地図企画展を開催している。

イ・スンジン独島博物館長(52)は「独島に対する国民の関心を高めるために、展示と研究、多様な行事を通じ、独島守護に率先する考えだ」と話している。



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