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今日のナウソウルは特別編、木々の緑がすっかり色濃くなった北朝鮮の金剛山(クムガンサン)からお届け。2007年から観光が可能になった内金剛(ネクムガン)の優雅な景観も少しずつ夏の香りを帯びてきています。
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こちらは内金剛の「金剛門(クムガンムン)」。ここから先に広がる、澄んだ深みのある池や景観は、女性的で神秘的な美しさを持つといわれています。
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内金剛は、水澄む河に沿って景観を楽しみながら山を登ります。本格的な登山コースである「外金剛(ウェクムガン)」に比べて、割とゆったりとした雰囲気です。
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内金剛の醍醐味は、さまざまな史跡散策にもあります。こちらは表訓寺(ピョフンサ)。金剛山4大寺院のうち、唯一現存している寺院です。幾つかの建物が焼失し、現在は凌波楼(ヌンパル)、冥府殿(ミョンブジョン)、般若宝殿(パンニャボジョン)など7棟が残っています。
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北朝鮮の国宝文化遺物第102号である磨崖石佛「妙吉祥(ミョギルサン)」(高さ15m・幅9.4m)。高麗末期、懶翁(ナオン)という仏僧が彫ったという阿弥陀如来坐像です。
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金剛山の「食の楽しみ」として平壌冷麺があります。酸味の少ないあっさりとした口当たりは、韓国の冷麺と違い、人工調味料を使わないから出せる天然の美味しさです。
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ゆっくりペースなので、往復約3時間半と少し時間がかかりますが、ハイキング気分で楽しめる内金剛。緑豊かな初夏の旅行にちょうどいいスポットですよ。
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