政府は交通法規違反者２８２万８９１７人の運転免許の罰点と、行政処分を免除する大規模な恩赦を４日付で実施する。

李明博（イ・ミョンバク）大統領の就任１００日を記念した恩赦だ。

政府はまた、７０歳以上の高齢者や１級障害者、重症患者などの受刑者１５０人に対する特赦および減刑も断行する。


金慶漢（キム・キョンハン）法務部長官は３日「生計型の運転手に再び運転する機会を与え、生活の安定を保てるように赦免を実施する」と明らかにした。金長官は「今回の赦免は民生赦免で汚職者や政治家、財界人、高位公職者は対象から除外した」と説明した。

今回の恩赦で先月２６日以前に、交通法規違反で罰点を化された運転免許保持者２４８人の罰点が全て取り消される。また、運転免許取消処分の対象者９１８２人は処分自体がなくなり、免許証を取り戻すことになった。免許が停止した１０万人も残りの期間が免除される。１年または５年間、運転免許試験の受験資格が剥奪された元運転免許保持者２３万人も試験を再び受けられるようになった。

だが▽２回以上、飲酒運転を犯した者▽無免許での飲酒運転者▽飲酒運転事故を起こした者▽飲酒測定拒絶者▽ひき逃げ犯－－などは減免対象から除外された。