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K-1主催社のFEG韓国支社は3日、報道資料を配布し「崔洪万が手術を受けることを決心した。手術の結果次第で、K-1に復帰できるかどうかを判断する」と明らかにした。
具体的な手術日程はまだ分かっていない。しかし本人の決心がついた以上、今月中に手術に臨む可能性が高い。
先月、崔洪万を検診したソウル大付属病院は「2時間ほどで終わる手術だ」との意見を伝えた。崔洪万は手術を受ける病院について、韓国国内の病院だけではなく、米国と日本の病院についても調べている。
崔洪万は今月2日、兵務庁から兵役免除を通告された。成長が止まっている脳下垂体腫瘍が悪性に変化した場合、視神経の圧迫など深刻な副作用が懸念されたからだ。そのため、崔洪万はこれ以上、手術を先送りする口実がなくなった。
崔洪万は昨年、米国ロサンゼルスの大会に出場しようとしたが、頭の中に腫瘍が発見されたため、出場が許可されなかった。今年の4月には新兵訓練所に入所したが、3日後に腫瘍のため退所措置となり、崔洪万の健康を心配する声が高まった。
これまで、崔洪万は「現在、問題がないので手術を受けない」と話してきた。しかし、兵役免除の過程で健康問題が再び提起され、手術を受ける決心がやっとついたという。
崔洪万は選手生活を続けたいと考えているが、手術後、K-1へ復帰できるかどうかは未知数だ。崔洪万が手術を受けても、激しいK-1の試合に耐えられるという医学的な証明が必要となる。手術が成功しても、リハビリ治療の期間を考慮すれば、崔洪万は少なくとも4~5カ月間リングから離れることになる。
崔洪万は1999年に4級の公益要員判定を受け、4月に新兵訓練所に入所したが、入所後すぐに退所措置になった。兵務庁は先月、2度にわたり再検査を行った末、崔洪万に兵役免除判定を下した。
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