国際原子力機関(IAEA)は04年、韓国がウラン濃縮実験を行ったとされる疑惑について「すべての疑惑が解消された」とし、核利用の透明性を認めた。外交通商部(外交部)が3日、明らかにした。
外交部当局者によると「IAEAが、4日に開かれる定例理事会で、韓国は申告された核物質を転用したことはなく、未申告の核物質や核活動もないという包括的結論を承認する予定だ」ということだ。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の04年、IAEAは大田(テジョン)の原子力研究所が2000年に行ったウラン濃縮実験に関して申告なしに実施されたものと指摘したことから、国際社会で論議を呼んでいた。
濃縮実験はIAEAの規定上、申告対象となる。当時、韓国政府は「核の平和利用」を明言したが、IAEAは韓国の核関連機関に対する査察・検証に着手した。
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外交部当局者によると「IAEAが、4日に開かれる定例理事会で、韓国は申告された核物質を転用したことはなく、未申告の核物質や核活動もないという包括的結論を承認する予定だ」ということだ。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の04年、IAEAは大田(テジョン)の原子力研究所が2000年に行ったウラン濃縮実験に関して申告なしに実施されたものと指摘したことから、国際社会で論議を呼んでいた。
濃縮実験はIAEAの規定上、申告対象となる。当時、韓国政府は「核の平和利用」を明言したが、IAEAは韓国の核関連機関に対する査察・検証に着手した。
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