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GM大宇は5月、国内で1万4239台を販売した。 同社の設立後2番目に多い記録だ。 最も寄与したのは、06年末に生産中止となったが今年4月に復活したLPG軽商用車「ダマス」と「ラボ」。 先月2579台の販売に終わった「ウィンストーム」の実績(マイナス57%)を埋めた。
‘一等級’燃費を誇る小型車「ジェントラ」と「ジェントラX」の販売も前年同月比5倍に増えた。 軽自動車「マティス」も上昇曲線を描いている。 ラベル副社長は「燃料費を節約できる軽商用車と小型車のおかげで内需販売が上向いている」と伝えた。
起亜車は品薄の軽乗用車「モーニング」のため、前年同月比15%の販売増加率となった。 「モーニング」は、1月にマイナーチェンジモデルが登場して以来5カ月で販売台数4万台を超えた。 LPG車「カレンス」も販売も2倍に伸びた。 起亜車は12日、中型セダン「ロチェ・イノベーション」を発表し、勢いを継続する考えだ。
現代車は内需販売が前年同月に比べて3%増えた。 「軽自動車もLPGモデルもない中で善戦した」という評価だ。 「ジェネシス」販売台数が前年比で大きく減少(マイナス31.3%)したうえ、SUV(スポーツタイプ多目的車)の販売不振(マイナス26.1%)を考えると、なおさらだ。
こうした中で全体の販売台数が増えたのは、8カ月連続で1万台の販売を記録した「ソナタ」のおかげだ。 「ソナタ」は、軽油価格の急騰でSUVを離れた消費者層までも引き込み、15カ月連続で内需1位を守った。 現代車は急激に委縮する米国自動車市場でも、燃費の良い小型車を前面に出して5.7%の販売増加率を記録した。
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