映画俳優ユ・ジテが演出した短編映画『盲人はどんな夢を見ようか』（原題）が、香港のウォン・カーウァイ、米国のジョージ・ルーカス、フランスのバンサン・カッセル監督らの映画と並んで上映されることになった。

来月６日、日本で開幕する「ショートショーツフィルムフェスティバル（ＳＳＦＦ）」が１０周年を記念するのを記念して「１０人のマエストロ！」展が開かれる。世界有名監督たちの短編映画を上映する企画展だ。ユ・ジテはこの作品を２００６年ＳＳＦＦに出品、昨年は審査委員にこの映画祭に招待されている。アジア最大規模短編映画祭であるＳＳＦＦは、世界の各地から出品された３０００編の中から２５カ国の映画８０編を選定し、１４日まで上映する。

ユ・ジテの２作目の演出作である『盲人…』は、視覚障害者の鍼灸師がある女性の誘惑に心揺らぎながら偏見、憎悪でいっぱいの現実の世界へ追い出されていく過程を描いた作品だ。オ・グァンロク、オ・ダルスが出演している。