03以降に米国とカナダなど牛海綿状脳症(BSE)が発生した国から輸入した牛のうち27頭は、BSE検査をを受けないまま食肉処理または埋却・焼却されていたことが分かった。
監査院が1日に公開した「2007会計年度・機関別の監査結果報告書」によると、03年以後BSEが発生した国から輸入された、生きている牛と子牛9頭がBSEの検査を受けない状態で食肉処理され、市中に流通されていた。
また17頭は殺処分後にBSE検査を受けずにそのまま埋却または焼却された。1頭の所在は結局把握できなかった。そのうち米国産輸入牛は24頭(食肉処理8頭、埋却・焼却16頭)で、カナダ産輸入牛は3頭(食肉処理、埋却・焼却、所在不明がそれぞれ1頭)だった。
これに対し、農林水産食品部(農林部)は「03年に米国とカナダでBSEが確認された後、両国から輸入された牛948頭とこれらの牛から生まれた子牛140頭など1088頭を特別に管理してきた」とし「これらの牛を食肉処理する際は家畜防疫機関に申告した後、義務的にBSE精密検査を受けさせた」と明らかにした。
農林部は「昨年の監査院の監査結果で、こうした方針を違反し、これらの牛を密かに食肉処理、埋設したことが分かった9の農家に対しては、告発措置を取るよう所轄の道知事に通報した」とし「これまで食肉処理した米国産輸入牛への精密検査で、BSEに感染した牛は1頭もなかった」と釈明した。
監査院はまた、04から06年までのBSE検査の実績を調べたところ、検査対象の牛9041頭の97%にあたる8721頭は食肉処理場から出荷された正常な牛だった。病気になって殺処分された輸入牛など「BSEハイリスク群」に入る牛の検査は3.5%の320頭にすぎなかった。
監査院関係者は「輸入牛に対するBSE精密検査は病気にかかる可能性が相対的に高い殺処分後に埋却または焼却される牛に集中すべきなのに、正常な輸入牛だけを対象に検査が行われた」と指摘した。監査院はBSEハイリスク群への検査の割合を高める案を作るよう、農林部に通告した。
監査院が1日に公開した「2007会計年度・機関別の監査結果報告書」によると、03年以後BSEが発生した国から輸入された、生きている牛と子牛9頭がBSEの検査を受けない状態で食肉処理され、市中に流通されていた。
また17頭は殺処分後にBSE検査を受けずにそのまま埋却または焼却された。1頭の所在は結局把握できなかった。そのうち米国産輸入牛は24頭(食肉処理8頭、埋却・焼却16頭)で、カナダ産輸入牛は3頭(食肉処理、埋却・焼却、所在不明がそれぞれ1頭)だった。
これに対し、農林水産食品部(農林部)は「03年に米国とカナダでBSEが確認された後、両国から輸入された牛948頭とこれらの牛から生まれた子牛140頭など1088頭を特別に管理してきた」とし「これらの牛を食肉処理する際は家畜防疫機関に申告した後、義務的にBSE精密検査を受けさせた」と明らかにした。
農林部は「昨年の監査院の監査結果で、こうした方針を違反し、これらの牛を密かに食肉処理、埋設したことが分かった9の農家に対しては、告発措置を取るよう所轄の道知事に通報した」とし「これまで食肉処理した米国産輸入牛への精密検査で、BSEに感染した牛は1頭もなかった」と釈明した。
監査院はまた、04から06年までのBSE検査の実績を調べたところ、検査対象の牛9041頭の97%にあたる8721頭は食肉処理場から出荷された正常な牛だった。病気になって殺処分された輸入牛など「BSEハイリスク群」に入る牛の検査は3.5%の320頭にすぎなかった。
監査院関係者は「輸入牛に対するBSE精密検査は病気にかかる可能性が相対的に高い殺処分後に埋却または焼却される牛に集中すべきなのに、正常な輸入牛だけを対象に検査が行われた」と指摘した。監査院はBSEハイリスク群への検査の割合を高める案を作るよう、農林部に通告した。
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