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<米輸入牛肉問題>野党3党、内閣総辞職要求

「牛肉輸入告示」憲法訴願へ

18代国会議員任期が始まった初日、統合民主党、自由先進党、民主労動党がまた集まった。米国産牛肉輸入衛生条件に対する長官告示強行に共同対応するためだ。一部の反対票により、鄭雲天(チョン・ウンチョン)農林水産食品部長官解任建議案が否決されて1週間ぶりのことだ。

野党3党は30日、院内代表・政策委議長による6人会談と「長官告示強行糾弾及び牛肉再交渉要求野党3党決意大会」を相次いで開催し、政府に向けて長官告示撤回と内閣総辞職を要求した。また李明博大統領が帰国し次第、3党代表と緊急政治会談を開催することも促した。


6人会談は告示強行に対する各党院内代表の糾弾発言に始まった。民主党元恵栄(ウォン・ヘヨン)新院内代表は「5条にはBSE発生時、輸入中断ができないとあり、付則にはできるという内容がある奇怪な告示」とし「全面再交渉だけが解決策」と主張した。先進党の権善宅(クォン・ソンテク)院内代表は「再交渉がどうしてできないのか明白な理由を述べられなければ再交渉に入るべき」と指摘した。民主労働党の姜基甲(カン・ギカプ)院内代表は「大統領は中国から帰ってくるなという声も聞かれる」とし「長官告示の官報掲載を撤回せよ」と主張した。野党3党はこの日、共同で憲法裁判所に告示効力停止仮処分申請と憲法訴願を出した。野党3党は「政府の告示は検疫主権を含む国民主権、国民健康権など憲法で保障された基本権を大きく侵害している」と理由を説明した。

李明博政府に対する民主党指導部の糾弾も続いた。孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表は午前、最高委員会議で「長官告示強行を見ながら米国産牛肉を食べさせるための戒厳が宣布された感じだった」とし「再交渉なしに簡単には終わらないという点を厳重に警告する」と述べた。

◇民主党、ろうそく集会「行くか行かないか」=しかし色が違う3党は行動の統一まで実現できなかった。先進党は場外闘争そのものをためらい、民主党は市民団体が主導するろうそく集会参加を前に悩んでいた。民主党は日曜日の来月1日、ソウル明洞で牛肉再交渉を促す初の場外集会を皮切りに全国巡回集会を続けることにした。このため、これまで牛肉問題を統括してきた牛肉再交渉「推進対策委員会」を「推進本部」に格上げし、 崔仁基(チェ・インギ)政策委議長と 金相姫(キム・サンヒ)最高委員に共同本部長を任せた。

この日、最高委はろうそく集会との団結をめぐって話し合ったが、結論を出すことはできなかった。党内強行派である「改革と未来」所属議員たちを中心に本格的に団結しなければならないという主張があるが、不法集会の背後勢力あるいは反米勢力として浮上するのには負担となる見方が強い。そのため議員たちのろうそく集会参加については、個人の判断に任せる可能性が高い状態だ。車英(チャ・ヨン)スポークスマンは「早いうちに指導部がBSE国民対策会議を訪問し、今後の連帯案を相談することになるだろう」とし、段階的団結の可能性を示唆した。先進党の朴宣映(パク・ソニョン)スポークスマンは「政府の対応について少し様子を見てから場外闘争について決める」と話している。



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