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詐欺にあった‘経済警察’

警察官が集団で詐欺にあい、検察が捜査に着手した。 被害を受けた警察官は主に詐欺事件を担当する一線の警察署経済チーム所属だった。

ソウル中央地検によると、ソウル麻浦(マポ)警察署のA警部補はB(50、女)に最近9000万ウォン(約900万円)をだまし取られた。 理由はこうだ。

A警部補はBから「東大門(トンデムン)市場でダンピング処理する布を買って別の所に売れば大金を稼げる。 自分に金を預ければ収益金を含めてすぐに返す」という話を受けた。


A警部補は当初、用心深く数百万ウォンだけを渡した。 その度にBは元金に20-30%の収益金を上乗せして返した。 そしてBはA警部補に「大きな物が出たが、現金が不足しているので急いでお金を送ってほしい」と伝えた。

A警部補は3回にわたり計9000万ウォンを送金した。 しかし今度は元金も戻ってこなかった。

A警部補の被害は、検察がBに対する別の人の告訴事件を調査する過程で明らかになった。 検察によると、A警部補と同じように被害を受けた警察官はさらに2-3人いるという。

検察は、Bが警察官や一般人など計5-6人から10億ウォン以上をだまし取った疑いがあると把握している。

検察の関係者は「Bは自ら尹必鏞(ユン・ピルヨン)将軍(朴正煕政権当時の首都警備司令官)の娘と嘘をつきながら、財力を誇示するため常に数千万ウォンの現金を所持したことが調査で分かった」と話した。 検察は近くBを司法処理する方針だ。



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