彼は今回のアルバムでは箸を持っただけでなく、食膳から調えた。ポジション出身の作曲家アン・ジョンフンとともに自分の音楽的カラーに合った曲を選んだ。アルバムの完成度を上げるため、チェコのプラハに渡って４０人のオーケストラとレコーディングした。アルバムの準備に２年がかかった。

「映画ハリーポッターシリーズの音楽を指揮したミリアム・ネムツォヴァ氏がオーケストラを指揮しました。ミキシングをするとき、弦の音を多く生かして、クラシックの雰囲気を強調しました。“これが本当の音楽だ”という感じがぐっと来ましたね」

アルバム活動とドラマを並行するので、目がまわるほど忙しいが、彼は本当に幸せだと語る。


「ドラマ出演は欲です。前作『ニューハート』での未熟な演技を挽回したいとオファーを受け入れました。どこかで私を必要としてくれるのには感謝ししなくてはと思いました」

彼が目標するのは“成熟した男イ・ジフン”だ。内面の演技と、深みのある音楽で“花美男”のイメージを脱皮したいと言った。「次のアルバムが待たれる歌手になりたい。イ・スンチョル先輩とポップスタージェイソン・ムラーズのようになりたいです。芝居ではチョン・ジュノ、チャ・スンウォン先輩がロールモデルです。後でカンタが除隊したらシン・ヘソンと一緒にまた組んで『イエス』の２枚目を出したい。そのときは少年バンドではなく男性バンドになります」


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