韓国初の宇宙飛行士であるイ・ソヨンさんが国際宇宙ステーションに持っていき、騒音を測定した機器が商品化される。

２６日、ＫＡＩＳＴ（韓国科学技術院）とベンチャー企業の（株）ＳＭインストルメントによるとイさんが使った騒音計測器が来月市場に発表される。機器開発はＳＭインストルメントが、機器テストと認証はＫＡＩＳＴが担当した。李徳柱（イ・トクチュ）ＫＡＩＳＴ教授が騒音の計測をイさんの宇宙実験として提案した。


騒音計測器は騒音の位置と強度を測定し、画面に表示することによって、騒音源をリアルタイムで把握できるようにする。騒音を映像に変えて表示するＳＭインストルメントの技術は、特許出願中だ。この騒音計測器は重さが１キロ未満と軽く、振動や高温の環境でも機能が発揮されるように開発されている。機器の性能は今回の宇宙実験においても立証されている。イ・ソヨンさんが宇宙に置いてきたいくつかの品物のうち、ロシアの要請でこの騒音計測器も置いてきた。

騒音計測器は住宅、自動車、家電製品の騒音源を探すために活用される。すなわち、騒音が激しい部品や場所を探して騒音を除去・防止するために、設計変更をするうえで機器が役立つ。会社側は製品価格を従来の騒音計測器の２０％台で生産が可能だとみている。