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同社は26日、台湾のウェスティン台北ホテルで第5回「三星モバイルソリューション(SMS)フォーラム」を開催し、256ギカバイト(GB)という世界最大の容量を誇るSSDをはじめ、各種モバイル関連製品を発表した。256GBのSSDはノートブック用のハードディスクより、データを読み込む速度が2.4倍以上速い。電力の消耗が少ないうえに、衝撃にも強く、次世代ノートブックの重要な装備になると期待されている。市場調査会社のアイサプライはSSD市場が年平均124%成長し、2012年には87億ドルに達すると予想した。三星電子は7月に128GB製品の量産を開始し、年末には256GBの製品も量産を始めるという目標を立てた。これとともに三星は、モバイルテレビのマルチモード受信用ワンチップの開発に世界で初めて成功した。
このような製品を組み合わせれば、いつでもどこでも映像の送受信が可能になると三星電子は説明している。野外でビデオカメラで撮影した映像を、SSDを装着したノートパソコンを中継にし、その映像を家族がリビングのテレビで視聴できるようになる。權五鉉(クォン・オヒョン)半導体総括社長は「今までは映像を撮影しても、家やオフィスに録画したものを持ち込み、それをテレビなどで再生する方法が主だったが、モバイル技術の発達により、時間と空間の制約を越え、情報を共有する“ライブコネクション”時代が目の前に迫っている」と話した。
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