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三星電子は22日、李専務がブリックス(BRICs:ブラジル・ロシア・インド・中国)事業を支援する役割を担当することになると発表した。当初、李専務が中国のみを担当するという憶測が飛んでいた。しかし、三星は李専務がある特定の国だけに常駐するのではなく、4カ国を巡回し、現地での事業を支援することに決定した。このため、李専務は海外事業本部のような特定部署に所属せず、李潤雨(イ・ユンウ)副会長の直属として活動する。三星は李専務に対し、CCOの経験で得たグローバルネットワークを活かして、海外での経営能力を発揮しろと忠告したのだ。
三星電子はこの日、組織も改編した。昨年すでに縮小していた家電事業部を今回、完全になくした。残った家電部門はデジタルメディア(DM)総括部門に移管させた。世界シェアが20%を超え、トップを走り続けているテレビのブランドパワーを活かし、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの競争力を育てるために取った措置だ。
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