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黄禹錫氏が“イヌクローン商業化”稼働

黄禹錫(ファン・ウソク)元ソウル大教授が率いる研究チームが愛玩犬のクローニングに成功し、クローン犬の商業化に本格的に乗り出すと米紙ニューヨーク・タイムズが21日に報じた。

同紙と黄氏が運営している韓国のスアム・バイオ工学研究院によると、黄氏は米アポログループ会長のジョン・スパーリング博士が飼っていたが死亡した愛玩犬ミッシー(Missy)を昨年12月に複製することに成功した。

死んだミッシーの細胞をほかの犬の卵子に注入した後、代理母となる犬の子宮に着床させ「ミラ」などクローン犬5匹を誕生させたのだ。


クローン犬はすでに05年、ソウル大学の李柄千(イ・ビョンチョン)教授を主軸にした研究チームにより成功しているが、商業化は今回が初めてだ。スパーリング博士らによると、クローン犬は遺伝子検査専門機関のカリフォルニア大学獣医科学部遺伝子検査研究所でも「クローン成功」が確認された。

同院の説明によると「ミラ」という名前は竜を意味する韓国語「ミル」に、英語「a」の発音「ア」を付けたもの。残り2匹はそれぞれ「サラン(愛)」「チング(友)」と名付けられた。クローン犬5匹のうち3匹はスパーリング博士にすでに手渡された。スパーリング博士は自家用飛行機を韓国に送り、クローン犬のミッシーを運んだ。

米ABCテレビは21日午前8時(現地時間)、生放送の報道番組『グッドモーニングアメリカ』にこれらクローン犬を出演させる予定だ。ニューヨーク・タイムズは黄、スパーリング両氏は、スパーリング氏の動物クローン会社の後身「バイオ・アート・インターナショナル」関係者が昨年スアム・バイオ工学研究院を訪問後、パートナーシップが続いていると付け加えた。

同紙はまた、バイオ・アート・インターナショナルが来月、インターネット上で愛玩犬クローンのサービスを競売にかけることになるが、同事業に黄氏が参加すると報じた。万が一、クローン犬が原本(クローン対象となった犬)と異なる場合は代金を返済するということだ。



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