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国内ゴルフ場のグリーンフィーが先進国に比べて最高2.3倍高いことが明らかになった。 週末のソウル・京畿道(キョンギド)ゴルフ場35カ所のグリーンフィー平均価格は21万4350ウォン(約2万1500円)。 これはドイツ・フランクフルト(9万3682ウォン)の2.3倍、フランス・パリ(10万8250ウォン)の2倍、イタリア・ミラノ(12万9590ウォン)の1.7倍に相当する。 調査対象12都市のうち日本・東京(26万2710ウォン)だけが韓国よりもグリーンフィーが高かった。
これは韓国消費者院が世界主要都市のグリーンフィー・コーヒー・化粧品・ビール・ジュース・スナック菓子・本の7品目について4月28日-5月2日に価格実態調査を行った結果だ。 調査はG7(米国・英国・ドイツ・フランス・日本・イタリア・カナダ)と中国・台湾・シンガポールの主要都市で行われた。
今回の調査で購買力指数(PPP)を使用して比較した結果、7品目すべてで韓国の販売価格が比較対象都市のうち最も高かった。 PPP指数は、国家間の物価水準を考慮して各国通貨購買力を同一にする通貨比率。 この基準でスターバックスコーヒーの国内販売価格は主要先進国の1.6倍に達した。 国内販売価格を100とすると、米国は68.4、英国は61、ドイツは67.5、フランスは80.2。 バドワイザー・ハイネケンなどの輸入缶ビールは1.8倍、オレンジジュースは1.5倍ほど高かった。
朴明姫(パク・ミョンヒ)韓国消費者院長は「国内外の価格差は為替レートの変動、税制、物流コスト、労働生産性、原資材価格などさまざまな要因が作用したため」とし「物価高の原因を分析し、業界の自律的な価格引き下げを誘導する」と述べた。
今回の調査の比較基準には、該当期間の平均為替レートと経済協力開発機構(OECD)が2月に発表したPPP指数を使用した。 韓国消費者院は来月末、自動車など国内外の価格差が大きい10品目を調査し結果を発表する計画だ。
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