韓国人初の宇宙飛行士、李ソ燕（イ・ソヨン、ソは火へんに召）さんが１４日、韓国航空宇宙研究院に出勤し、宇宙飛行士としての活動を再開した。

李さんは先月２８日の帰国後から入院してきた忠清北道清原郡（チュンチョンブクド・チョンウォングン）の空軍航空宇宙医療院から１４日午前に退院、すぐに職場へ向かった。紺色の宇宙服姿で研究院に到着した李さんは痛みがほとんど消えたようで、帰国当時とは違って表情は明るかった。


李さんは「まだ完全に回復したわけではないが、これまで受けた治療のおかげで体調が戻りつつある」と話した。しかし依然として歩行は不自然で、階段を上る際には欄干を握った。

李さんはペク・ホンリョル韓国航空宇宙研究院長に退院を報告した後、午前１１時、母校の韓国科学技術院（ＫＡＩＳＴ）を訪ね、徐南杓（ソ・ナムピョ）総長と歓談し、簡単な歓迎式典に出席した。

午後には青瓦台（チョンワデ、大統領府）の李明博（イ・ミョンバク）大統領を表敬訪問した。１５日には金道然（キム・ドヨン）教育科学技術部長官を訪問し、１８日には宇宙飛行の成果を評価する会議に出席するため、ロシアへ向かう予定だ。