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中央日報が主管し、KT(旧韓国通信)、ウリ銀行、LG経済研究院、ポスコ、STX、現代(ヒョンデ)経済研究院、エネルギー経済研究院などが参加する25人の北朝鮮訪問団(団長、金秀吉中央日報編集人)が14日、第11回平壌(ピョンヤン)春季国際商品展覧会を見学した。今回の北朝鮮訪問は北側(北朝鮮)が南側と当局間の接触を拒否している状況下で決行された。
この日、平壌市内の3大革命展示館内にある新技術革新館で行われた展覧会で、朝鮮国際展覧社のキム・ミョンチョル副社長は「展覧会は対外経済の発展と国家の現代化、人民経済の発展に寄与している」と述べた。
展覧会を主管しているキム副社長は「開城(ケソン)工業団地に進出した南側企業も(南北経済協力分野を担当する)民族経済連合会を通じて参加の意思を表明すれば、今後、展覧会の際に場所を提供する予定」と説明した。
今回の展覧会には北側の企業を含め、中国・ロシア・英国など14カ国から約200社が参加した。
この展覧会にブースを設置したインドネシアの家具会社「オリンピックファニチャー」の職員は「今回の展覧会で最も人気ある商品は103ドル(約10800円)のコンピューター机」だと話した。
北側民族和解協議会のパク・キョンチョル副会長は「今回の参観と取材事業が民族の和解、団結、統一のための愛国民族事業に積極的に寄与することを心から願う」と述べ、「6・15共同宣言と10・4宣言を履行する意志が具現化されることを希望する」話した。
これに対し、北朝鮮訪問団長の金秀吉(キム・スギル)中央日報編集人は「本紙は2年前の北朝鮮訪問に続き、今回も北側の代表的な工場と企業、学校などを訪問し、北が重点的に取り組んでいる‘人民生活第一主義’の第一線について知ろうと思う」と述べ「今回の北朝鮮訪問が南北間の交流および協力のきっかけになることを期待する」と明らかにした。
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