韓国の5大銀行が確保した日本円預金規模が今年に入って1.5倍以上増え、10兆ウォンに近づいていることが分かった。グローバル金融危機以来15年ぶりのウォン高円安となり、為替差益を狙う投資の需要と日本旅行のための両替需要が重なった結果だ。
金融業界によると、6日基準でKB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協の5大銀行の日本円預金残額は1兆1298億円と、昨年末に比べ65.4%増えた。韓国ウォンでは9兆829億ウォン(100円=870ウォン基準)となる。
5大銀行の日本円預金残額は4月末に5978億円まで減ったが、5月から急激に増え始め、9月末に1兆円を超えた。
預金残額の多くは企業の預金だが、輸出企業の決済代金受け取りと日本企業の自国送金需要も増えたという。また、新型コロナ防疫措置の解除と円安が重なって旅行の需要が急増し、日本円両替額も大幅に増えた。
今年1ー10月の5大銀行の円売り額は約3138億円と、前年同期比で4倍に増えた。銀行が顧客から韓国ウォンを受けて日本円を渡す両替の規模がそれだけ増えたということだ。
日本円預金が人気の理由は韓国ウォンに対して日本円が安いからだ。およそ15年10カ月ぶりのウォン高円安となり、為替差益の需要が増えた。6日の為替レートは終値基準で100円=867.38ウォンであり、これは2008年1月15日以来のウォン高円安。
円安の背景には日本の金融緩和政策がある。日本政府が金利をマイナス(-0.1%)に維持する中、最近の日本銀行(日銀)の通貨政策修正強度が市場の期待に及ばす、1ドル=150円台まで円安ドル高が進んだ。
日本通貨当局が当分は金融緩和基調を維持すると明らかにした中、円安は続く見通しだ。日銀の植田和男総裁は先月30、31日に開かれた金融政策決定会合後の記者会見で、物価目標達成の可能性がやや高まったと評価しながらも、まだ不確実性が高いとして金融緩和政策の持続の必要性を強調した。
金融業界によると、6日基準でKB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協の5大銀行の日本円預金残額は1兆1298億円と、昨年末に比べ65.4%増えた。韓国ウォンでは9兆829億ウォン(100円=870ウォン基準)となる。
5大銀行の日本円預金残額は4月末に5978億円まで減ったが、5月から急激に増え始め、9月末に1兆円を超えた。
預金残額の多くは企業の預金だが、輸出企業の決済代金受け取りと日本企業の自国送金需要も増えたという。また、新型コロナ防疫措置の解除と円安が重なって旅行の需要が急増し、日本円両替額も大幅に増えた。
今年1ー10月の5大銀行の円売り額は約3138億円と、前年同期比で4倍に増えた。銀行が顧客から韓国ウォンを受けて日本円を渡す両替の規模がそれだけ増えたということだ。
日本円預金が人気の理由は韓国ウォンに対して日本円が安いからだ。およそ15年10カ月ぶりのウォン高円安となり、為替差益の需要が増えた。6日の為替レートは終値基準で100円=867.38ウォンであり、これは2008年1月15日以来のウォン高円安。
円安の背景には日本の金融緩和政策がある。日本政府が金利をマイナス(-0.1%)に維持する中、最近の日本銀行(日銀)の通貨政策修正強度が市場の期待に及ばす、1ドル=150円台まで円安ドル高が進んだ。
日本通貨当局が当分は金融緩和基調を維持すると明らかにした中、円安は続く見通しだ。日銀の植田和男総裁は先月30、31日に開かれた金融政策決定会合後の記者会見で、物価目標達成の可能性がやや高まったと評価しながらも、まだ不確実性が高いとして金融緩和政策の持続の必要性を強調した。
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