「弁当」をテーマにした展示会が、仁寺洞(インサドン)のKCDFギャラリー(韓国工芸・デザイン文化振興院)で開催されています。
展示会のタイトルはその名も「トシ楽(トシラッ、韓国語で「弁当」)」。弁当箱という小さな空間のなかに込められた食文化や弁当の懐かしい思い出を表現。伝統と現代、そして食事空間やその道具に対する問いを投げかけます。
韓国の工芸家や料理研究家による作品は全部で約40点。弁当箱は陶器や漆、韓紙など様々な素材が活用されています。
伝統の粉青沙器や使い捨て容器などを使った新しい弁当スタイルの提案などおもしろいアイデアも満載です。
外食文化の発達によって弁当の文化が失われつつある現代。この展示会には食文化について改めて考えるきっかけになれば、という思いが込められています。
展示会は入場無料で、来月3日まで開催されています。似ているようで異なる韓国の弁当文化。食文化の違いを知れるおもしろさも体験できます。
*続きは左の「写真拡大」をクリック。
この記事を読んで…