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【社説】韓中FTAはこじれ、TPPからは疎外され

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓中FTAの仮署名が再び延期された。昨年11月にFTAを妥結した両国は、残った技術的協議と法律の検討を行って仮署名を行い、FTAの核心である譲歩内容を公開する予定だった。ところが昨年12月末に予定された仮署名が今年1月に延ばされると、再び来月に繰り越されることになった。中国側がさまざまな言い訳をして準備されていないとして、27日に訪韓する予定だった中国側担当者は最初から来なかったという。

韓中FTAを妥結したと発表して3カ月になるのに、どの品目の関税が撤廃されるのかも分からない、あきれた状況が広がっているのだ。企業らがFTA戦略を立てられず困難を体験しているのは当然のことだ。これほどになれば中国側の信頼性を問題視せざるをえない。準備不足だという言葉だけを繰り返しているが、こうなるのであれば最初からFTAの妥結自体を先送りするべきだった。米国と日本が推進中の環太平洋経済連携協定(TPP)を牽制するために中国が韓国を急いでFTAに引き込んだという話が出るのも、そのためだ。

韓国政府もやはり口が十あっても言葉にならないものだった。昨年11月に韓中首脳会談のわずか2時間に急いでFTA妥結を発表したことからして理解しがたいものだった。両国間のFTAは、国内産業の影響などを考慮して慎重の上に重ねて慎重を期するべきだというのは常識だ。それでも譲歩品目や原産地問題などが確定もしない状態で、急いで「交渉妥結!」を発表した理由はいったい何だったのか。大統領の訪中成果を誇示するためにひとまず発表からしてみようという形だったとすれば、これは決して見逃すことのできない問題だ。


韓国の参加が拒否されたままTPP妥結が差し迫っているという便りも聞こえる。世界GDPの40%を占めるTPPからはずれることは手痛い打撃だ。韓国も早期合流を希望したが、韓中FTAを意識した米国が断ったというのは、よく知られているとおりだ。韓中FTAとともにTPP参加も急がなければならないという意見を無視した結果だ。TPPからも疎外されて、韓中FTAの成果も上げられない危機だ。政府はこの問題について詳しい説明もない。



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