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南スーダン派遣部隊への実弾空輸で官庁間の足並みに乱れ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
15日のクーデター発生後に内戦中の南スーダンに派兵されたハンビッ部隊に韓国軍合同参謀本部が空輸した実弾が早ければ31日に届けられる。合同参謀本部関係者は、「25日にソウルを出発した空軍輸送機がフィリピンとインド、ドバイ、ルワンダなどを経て27日夜に南スーダン首都のジュバに到着した。南スーダンと国連の点検過程を経て31日にボル地域に駐留するハンビッ部隊に引き渡される予定」と明らかにした。今回空輸された弾薬は23日に日本の自衛隊から貸与された実弾1万発の返却分を含め有事の際にハンビッ部隊が使えるよう十分な量を準備したというのが軍の説明だ。

だが、実弾空輸過程で韓国政府のスムーズでない業務処理を指摘する声が出ている。まず官庁間の調整が行われておらず、国防部で報道猶予を要請した事案を外交部長官の国会報告で公開するハプニングがあった。国防部は実弾空輸の事実が知られた場合、南スーダンの反乱軍を刺激しかねないという理由から現地部隊到着時まで報道を控えるよう求めていた。だが、30日午前に行われた国会外交通商委員会に出席した外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は、「実弾を積んだ輸送機が27日に南スーダンに到着し、きょう(30日)部隊に届けられる」と明らかにした。そうかと思えば21日にハンビッ部隊長が日本の自衛隊に緊急弾薬支援を要請しなければならない差し迫った状況の中でも国防部と合同参謀は「特異動向はない」「ハンビッ部隊は安全だ」ともたついた対応で批判を受けたりもした。



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