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<五輪>韓国フェンシングの“涙”、海外メディアも誤審を詳しく報道

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
海外メディアが韓国フェンシングの“涙”を次々と報道している。

シン・アラムは31日(日本時間)、フェンシング女子エペ個人準決勝で2008北京オリンピック(五輪)の金メダリスト、ドイツのブリッタ・ハイデマンに逆転負けを喫した。延長戦で最後の1秒を残して時間が止まり、ハイデマンは3度も攻撃をして決勝点を挙げた。シン・アラムは理解しがたい判定に抗議し、涙を流した。

判定をめぐる論議が続いている中、英国現地メディアはこれを詳しく報道した。英日刊紙ザ・インディペンデントは「これまでの五輪ゲームのうち最も大きな論議を呼んだ事件」と伝えた。「韓国が公式的な提訴手続きを踏もうとし、シン・アラムは競技場から離れられなかった」と当時の状況を詳しく伝え、「彼女(シン・アラム)はもちろん、観客にとっても忘れられない日になった」と報じた。


仏レキップ紙もシン・アラムの涙を詳しく伝えた。ハイデマン側とシン・アラム側の立場を詳しく伝えた同紙は「金メダルが問題ではない」とし、正しい決定を促した。

スカイニュースはこの誤審をめぐり「フェンシングは終わった」と表現し、「韓国のシン・アラムが五輪金メダリストのハイデマンに最後の1秒を残した時点まで勝っていた。しかしオーストリアの審判はハイデマンの最後の攻撃を認め、勝利を認めた」と伝えた。続いて「観客席に集まったファンはブーイングし、競技場はざわついた」と伝えた。

AP通信も「女子フェンシング個人準決勝でドラマがあった」と伝え、誤審論争を詳しく扱った。AP通信は「観客は競技場を去るシン・アラムに起立拍手を送った」とシン・アラムを支持し、「シン・アラムは3位決定戦でも敗れたが、彼女が登場すると大きな拍手が起こり、彼女がこれに応えるとより大きな拍手が響いた」と伝えた。

米ESPNは「韓国フェンシング選手の痛恨の涙」という社説で、今回の事態を非難した。ESPNの記者は「4年間にわたり五輪の準備をしてきた選手だ。論議を呼ぶ判定で決勝に進めなかった。五輪に参加する選手は最高の判定の下で競技を行う権利がある」と非難した。



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