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脱北入国9人のうち3人は中国追放へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
群山(クンサン)海洋警察は24日、群山港に入った脱北住民の一行のうち3人を朝鮮族の密入国者とみて中国に追放することにした。

軍山海洋警察は25日、「脱北者一行9人のうち男性1人(51歳)と女性2人(27歳、6歳)は中国東北3省出身の朝鮮族と確認された」と明らかにした。

海洋警察・警察・国家情報院合同尋問調査の結果、3人は21日、中国・大連から脱北者とともに20トン級の漁船に乗って出発したことが分かった。3人は調査の過程で「脱北者とは何の関係もなく、韓国で就職する目的でブローカーの紹介を受けて船に乗った」と話した。


関係当局は3人の朝鮮族を密入国者として早期に中国に追放する方針を決めた。3人は25日、全州(チョンジュ)出入国管理事務所を経て清州(チョンジュ)外国人保護所に送られた。

しかし脱北者の入国を支援したカレブ宣教会のキム・ソンウン牧師は「3人は脱北者」と主張した。キム牧師は「男性は兄妹で10余年前に脱北し、中国図們付近で暮らしながら北朝鮮住民の脱北を助けてきた」とし「女性は朝鮮族の夫と結婚し、娘が一人いて、今回のように入国した」と話した。



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