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北、深夜1時に突然の後継者発表

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が3代目世襲公式化を内外に公開したのは28日午前1時9分、朝鮮中央通信報道を通じてだった。当初この日に開かれた44年ぶりの党代表者会を進行させた後、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の三男キム・ジョンウン氏の名前が公開されるといった専門家たちの予想と違い、突然、真夜中の発表で後継者を知らせた。

後継構図のような北朝鮮体制の重大事案を住民たちが眠っている真夜中に発表したのは常識的におかしい。韓半島の深夜1時は米国では正午だ。したがって夜明けの発表は対米メッセージを盛りこんだという見方も出ている。

キム・ヨンヒョン東国大教授は「米国の昼時間に合わせて後継者の名前を公開し『北朝鮮体制は強固に動いており、外部で予想する急変事態のような状況は絶対にない』というメッセージを伝えた」と解釈した。


金国防委員長の真夜中の業務決裁方式だと説明する専門家たちもいる。イ・スソク国家安保戦略研究所南北関係研究室長は「金委員長は真夜中に業務を行うと知られている」とし「夜中の決裁を通じて金委員長が発表を決意し、これによって決裁直後に発表されたものであるといえる」と述べた。

同日昼、北朝鮮メディアは集中的に金委員長とキム・ジョンウン大将の報道を流した。朝鮮中央テレビ、中央放送、平壌放送は午後1時35分頃「午後2時、テレビとラジオで重大放送がある」と予告し、緊迫感を促した。

引き続き一斉に2時に「朝鮮労動党代表者会は全国全体党員と人民軍将兵、人民の一様な意思と念願を込めて金正日同志を朝鮮労動党総書記に高く推戴したことを内外に厳粛に宣言した」と報道した。その直後、テレビでは毎時間、金委員長の総書記推戴のニュースを報道し、金委員長の現地指導一代記を流すとともに“キム・ジョンウン大将”と“金敬姫(キム・キョンヒ)大将”の名前も出した。

◆北、早ければ今日にも党人選発表=北朝鮮は党代表者会開催直後、新たに選出された中央委員会委員全体会議(全員会議)を開き、党政治局常務委員、委員、候補委員、党秘書、党中央軍事委員会委員を発表する可能性が高い。





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