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<フィギュア>「ミスは2度としない」キム・ヨナが準備完了

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



フィギュアスケートのキム・ヨナが4日から東京・代々木第一体育館で行われるフィギュアグランプリファイナルに出場する。2010年バンクーバー冬季オリンピックを控えた最後の大会だ。この大会でキム・ヨナは来年2月の冬季五輪の有力な金メダル候補としての面貌を誇示する予定だ。

◆軌跡を変えたフリップ成功するか=キム・ヨナは今シーズンのグランプリ第1戦と第5戦で4回にわたりフリップジャンプに挑み2回成功した。ショートプログラムではすべて成功したが、フリープログラム第1戦はリンクの異物のために跳べず、第5戦は転倒した。そこでキム・ヨナは今大会を控えフリップジャンプに若干の変化を与えた。リンクの縦軸を左側から対角線方向に長くすべってから方向を左側に周りながらジャンプしたが、今回の大会では対角線の中間地点から直線にリンク縦軸を横切ってジャンプをする予定だ。昨年までトリプルフリップ-トリプルトゥループの際に使った方法で、キム・ヨナには慣れている。跳びやすい軌跡を求め心理的安定も得る計算だ。


◆200点台復帰=キム・ヨナは今年3月に開かれた世界選手権で初めて200点を超える207.71点を取った後、10月のグランプリ第1戦でも210.03点を記録、2大会連続で200点を超えた。しかし第5戦ではショートプログラムで76.28点の新記録を出しながらも、フリープログラムでミスがあり200点を超えられなかった。今回は再度「200点台選手」のイメージを構築することが課題だ。

◆五輪審判の目引きつける

グランプリファイナルはシーズン最高の成績を上げた6人が闘う大会だけに、世界のフィギュア関係者の耳目が集中する。この大会で良い成績を出せば五輪審判にも好印象で受け止められる。普段通りにさえやればキム・ヨナはバンクーバー五輪の審判の目を充分に引きつけるだろう。

◆グランプリファイナル=シーズン中に行われた5回のグランプリシリーズの成績を総合し上位6人だけが参加できる大会。キム・ヨナが出場する女子シングル部門には安藤美姫、鈴木明子(以上日本)、ジョアニー・ロシェット(カナダ)、アリーナ・レオノワ(ロシア)、アシュリー・ワグナー(米国)が出場する。このうち最大のライバルはロシェットだ。バンクーバー冬季五輪でもホームアドバンテージがあり、キム・ヨナの五輪のライバルと目される。



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