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安昌浩・柳寛順・韓龍雲…「日帝監視対象人物カード」が韓国の文化財に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
安昌浩(アン・チャンホ)、柳寛順(ユ・クァンスン)、韓龍雲(ハン・ヨンウン)、呂運亨(ヨ・ウニョン)など独立活動家の写真が写された「日帝監視対象人物カード」が文化財に登録された。

1日、国史編纂委員会は所蔵している日帝監視対象人物カードが文化財委員会の審議を経て登録文化財第703号に登録されたと明らかにした。

日帝監視対象人物カードは日帝が逮捕し、あるいは監視対象としていた独立活動家の身上情報が入ったカードだ。朝鮮総督府京畿道(キョンギド)警察部が1920~1940年代に作ったものと推定される。


合計4857人が収録されているが、安昌浩、韓龍雲のように数回にわたって逮捕された場合、身上カードも数回作られ、残っている身上カードは合計6264件だ。

身上カードには人物の写真と共に出生日、住所地、身長のような身上情報と各種活動記録、逮捕記録などが記されている。収録された写真は主に逮捕され、収監直後に撮影されたもので、ほとんど西大門(ソデムン)刑務所で撮影したと見られる。

安昌浩先生の生前の姿をはじめとして柳寛順、韓龍雲、呂運亨など韓国人に馴染みのある独立活動家も多数含まれている。

特に、1930年代安昌浩先生の姿は韓国人に見慣れている1920年代中盤とずいぶん違うことから人々を粛然とさせる。苛酷な収監生活でますますやせていく姿から独立活動家の厳しかった暮らしを垣間見ることができる。

国史編纂委員会関係者は「日帝が作成したもので歪曲された情報もあるが、当時の独立活動家に対する生き生きとした情報が含まれているため、史料として価値が非常に高いと評価されている」と話した。

一方、日帝監視対象人物カードは国史編纂委員会ホームページ(www.history.go.kr)で誰でも閲覧することができる。独立活動家の名前と生年月日などを入力して検索することができ、原文のイメージもダウンロードすることができる。



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