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【社説】「宝くじ」のようなスポーツ選手の兵役特例…改正が必要=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨日閉幕したジャカルタ・アジア競技大会で韓国がサッカー・野球優勝と総合成績3位という優秀な成績を収めた。野球代表とサッカー代表は数時間を置いて金メダルを順に獲得し、国民を喜ばせた。偶然にも両競技の決勝戦は韓日戦だった。もし野球は勝ってサッカーは負けていればどういうことになっていただろうか。野球選手の呉智煥(オ・ジファン)はプロ生活を中断せず兵役免除を受ける半面、サッカー選手の孫興民(ソン・フンミン)は兵役義務履行のために帰国しなければいけない運命を迎えていたはずだ。

幸い、こうした極端な状況にはならなかったが、これが現実になれば大きな論議を呼ぶしかない。呉智煥は今回のアジア競技大会のほかに特に国家代表としての功績がない。今大会では主力選手でもなかった。宝くじに当たったように大きな幸運を得たのだ。一方、孫興民は2014年ブラジルワールドカップ(W杯)、2016年リオデジャネイロオリンピック(五輪)、今年のロシアW杯でけがのリスクを負いながら全力を尽くした。孫興民は学歴(高校中退)のため社会服務要員になる兵役等級4級判定を受けた。このため今回のアジア競技大会で韓国代表が優勝を逃していれば、尚武や警察庁のサッカーチームにも行けず、昼には公益勤務活動をし、夕方にアマチュアサッカーチームで練習しなければならなかった。

多くの国民はアジア競技大会の金メダルでなく孫興民の兵役特例に大きな関心を向けた。その間、太極マークをつけて汗と涙を流す彼の姿を見てきたからだ。兵役の義務も重要だが、世界的なサッカー選手になって韓国人のプライドを高めた彼の才能が死蔵されることを心配したりもした。代表メンバー選抜権を持つ人物が実力が劣る後輩をチームに含めたり、兵役問題を解決した選手が後輩に代表を譲って自分の負傷リスクを減らしたりすることが起きている中、恩恵を受けるべき選手が除外されるのは決して公平なことではない。


現在、特例対象者は五輪3位以上、アジア競技大会1位入賞者に限定されている。このため、世界選手権などアジア競技大会よりも競争が激しい大会で優秀な成績を出した選手は特例とならない。1973年に始まった体育人兵役特例制度にはこうした公平性の問題がある。これまで体育界は「点数累積制」導入の必要性を提起してきた。功績を認める大会を決め、そこでの成績に該当する点数をマイレージのように積み立てて、基準点数を超えた選手に特例を与える制度だ。この場合、誰も一発で兵役問題を解決することはできない。点数に国家代表に招集された期間を反映する案もある。予想される副作用を避けるには、種目別の特殊性と公平性を考慮した基準点数の設置など精巧な準備がなければいけない。

今はもう改正する時になった。必要なら公論化も検討する必要がある。五輪やアジア競技大会そのものよりも数人の選手の幸運と不運が話題になる社会を正常といえるだろうか。



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