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「トランプ、ノーベル賞のために在韓米軍撤収決めないか心配」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ジョン・ハムレ戦略国際問題研究所(CSIS)所長は24日、「トランプ大統領がノーベル平和賞を取るために在韓米軍撤収を決める可能性が最も心配だ」と打ち明けた。 ピョン・ソング記者

2018年初めから息詰まるように進んできた韓半島(朝鮮半島)平和プロセスが重大な岐路に立った。金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が対話を通じた解決期間に釘を刺した今年末が目前に近づいたのに非核化と緊張緩和は足踏みが続いている理由だ。その上来年の米国大統領選挙が近づいているのも変数だ。再選を狙うトランプ米大統領が政治功績誇示次元から米本土に対する核脅威は消えたとして北朝鮮の完全な非核化を度外視する危険もある。それだけでなくトランプ大統領は駐留費用を問題にして在韓米軍を完全に引き揚げるかもしれない。果たして米ワシントン政界はこれをどう思うだろうか。こうした「混沌の時代」にワシントン政界のオピニオンリーダーであるジョン・ハムレ戦略国際問題研究所(CSIS)所長がチェ・ジョンヒョン学術院の招きで韓国に来た。24日午前に特別講義、午後に中央日報とのインタビューを通じて韓半島の状況、特に韓米同盟に関連したハムレ所長の診断を聞いた。

――23日の韓米首脳会談をどのように見るか

「詳しい会談内容はまだ把握できていないが、トランプが韓国に軍隊を駐留させているからと多くの分担金を要求するのは正しくない。両国間の次世代国防協力がどのようにしっかりやっていくかなどが重要な懸案だ。これはただ米国の武器を買ったからと解決できる問題ではない」


――トランプと金正恩との次期首脳会談が開かれる可能性は。

「前回の米朝首脳会談がホワイトハウスのボルトン安保補佐官のため失敗に終わったのではないが、全般的に米国の安保コミュニティでは合意到達を懐疑的にみる。トランプが強圧的な方法を使っても合意に達する可能性は大きくない。北朝鮮が真の変化の兆候を見せない理由だ。実際に核施設に対する完全な申告もしておらず、核計画の全体の規模を明らかにすることもなかった。多分トランプは北朝鮮の核能力緩和もものすごい政治功績だと考えるだろう。最も大きな心配は合意妥結ではなく、これによって在韓米軍が撤収することだ」

――3度目の米朝首脳会談が開かれれば大妥協に至るだろうか。

「北朝鮮が本当に意味ある提案をしたことがあるか。絶対そうしなかった。双方の私的で秘密の対話チャンネルがあるかもしれないが私は聞いたことがない。そうだとしても北朝鮮が心からの行動に出なければまた別の失敗の繰り返しにとどまるだろう」

――最近の米国は韓半島の状況をどう考えるか。

「多くの米国人が北朝鮮問題を通じて韓国を見る。北朝鮮との平和協定が締結されれば在韓米軍は撤収すべきと考えるのもそのためだ。これは誤った考えだ。米軍は韓国戦争(朝鮮戦争)のため初めて韓国に来たが、残りつづけたのは北朝鮮ではなく中国のためだ。韓国を自由市場経済の前哨基地と考えたのだ。不幸にもこのように認識する米国人は多くない。トランプ大統領も同じだ。彼は『われわれは防衛能力を備えておりミサイルは心配する必要がない』というが、これは正しくない態度だ。同盟国の韓国が危険にさらされるので懸念すべきことだ。こうした動きが本当に心配だ」

――在韓米軍撤収を望む意見が多いのか

「中国・ロシア・日本いずれも韓半島統一を望まない。米国だけが統一を支持する。それでこそ北朝鮮の脅威を防止できるだけでなく、法治と民主主義、市場経済など米国が重視する価値を韓国が代弁できるためだ。懸念されるのは北朝鮮との平和協定さえ締結されれば在韓米軍撤収が可能だとの見方が少なくないということだ。ボルトン補佐官は50億ドルの請求書を差し出し、この金を出せなければ米軍を撤収する意向を示唆した。これは私がワシントンでも明らかにしたように大きく誤ったことだ。米軍は韓国ではなく米国の価値を保護するために駐留しているのだ。米国が韓国を守っているので金を出せというのは話にならない。トランプのように韓国に平和を実現した後には離れるべきと考える人々がいる。これは大きな絵を見ることができていないものだ」



「トランプ、ノーベル賞のために在韓米軍撤収決めないか心配」(2)

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