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「肉弾血戦で独立」 100年前の2・1大韓独立宣言 武装独立闘争の口火に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

1919年2月1日に中国吉林省で発表された最初の独立宣言書「大韓独立宣言書」の原本。独立記念館にある。(中央フォト)

今年は1919年3月1日の3・1独立宣言と万歳運動から100年になる年だ。これに先立ち同年2月8日には東京に留学生が集まって2・8独立宣言を発表した。3・1独立宣言を知らない大韓民国の国民はいないはずだ。2・8独立宣言も比較的よく知られている。しかし2・1大韓独立宣言についてはあまり知られていない。まだ国レベルの公式記念行事や大々的な教育も行われていない。

◆知られていない2・1大韓独立宣言

1910年に国権を失った後、我々の民族がした最初の独立宣言は1919年2月1日(同年旧正月)に発表された「大韓独立宣言書」だ。「戊午独立宣言書」とも呼ばれる(戊午年は己未年1919年の1年前の1918年に該当する)。満州と中国本土、沿海州と米国で活動した独立運動指導者39人の名義で、中国東北地域の吉林省(正確な場所は知られていない)で発表した。2・8独立宣言や3・1独立宣言とともに2・1大韓独立宣言も記憶して後世に教育する必要がある。


◆「日帝による合併は無効」

大韓独立宣言書は日帝による合併が無効であることを堂々と宣言し、肉弾血戦で独立を完遂することを決意した。内容はこうだ。

1)日本の合併の動機は汎日本主義をアジアに拡大するものであり、これは東洋の敵だ。

2)日本の合併手段は詐欺・強迫・不法・武力によるものだ。

3)日本の合併結果は政治的・経済的圧迫で種族を抹殺し、宗教を脅迫し、教育を制限し、世界文化を阻害するものであり、人類の敵だ。

4)結論的に「天の意と人間の道理と正義と法理に照らして(日帝の朝鮮)合併は無効」だ。

◆「独立して国際社会の正義を実現」

日帝が1910年の乙巳勒約と1910年の韓日合邦条約を通じて朝鮮を侵略したことの不法性を指摘し、帝国主義の侵略性と暴力性を正確に説明した内容だ。独立宣言書は「正義の刀剣で天に逆らって国を盗んだ敵を倒し、運命を切り開く」とし「国民の本領は独立であり、人は一度はどうせ死ぬため命を惜しまず肉弾血戦で独立を完遂する」と強調した。「立ち上がれ、独立軍! 力を合わせろ、独立軍!」という言葉も見える。一言一句に強い独立の決意が感じられる。武装独立運動を本格化するという宣言、いま立ち上がろうという決起文だ。さらに、独立をつかめば軍国主義をなくし、民族平等を世界に広めて国際不義を監視するという決意まで見られる。一国の独立にとどまらず、世界に正しい国際秩序を確立するという意味だ。当時の独立志士の気概が感じられる。

1918年11月11日の第1次世界大戦終戦、1919年1月18日の戦後処理のためのパリ講話会議開催の後、弾圧されている世界の民族のうち韓民族から最初に出てきた独立宣言書だ。独立の正当性と武装独立闘争を宣言したのだ。堂々たる内容だ。



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