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保坂祐二教授「慰安婦合意以前に日本が河野談話を事実上破棄した」

ⓒ 中央日報日本語版

保坂祐二世宗大教授

世宗(セジョン)大学の保坂祐二教授が和解・癒やし財団の解散に関して、日本は河野談話を事実上破棄したと話した。

22日、韓国テレビ局MBC(文化放送)『シム・インボの視線集中』とのインタビューで保坂祐二教授は「2015年その合意(韓日慰安婦合意)以前に日本は93年にあった河野談話を事実上破棄した」とし、「一部だといっても慰安婦の強制動員を認めた河野談話さえも日本は検証作業を通じて事実上破棄した」と明らかにした。

また「日本は韓国だけが悪いという風に外交的広報を強化しているが、国際世論は日本にそれほど良くない」として「事実上、国際法や国際的な世論を見ると、韓国側に非常に有利だ」と話した。


また「旭日旗問題、強制徴用者判決問題、そして和解・癒やし財団の解散など韓日関係は非常に悪い状況だといえるが、菅官房長官が北朝鮮問題のために韓日間協議を続けていくつもりだと述べた」とし、「表面的に韓日関係は悪い方向に向かっているようだが、北朝鮮問題というより大きな問題があるため、日本側でも強い対決に追い込むつもりは全くないと見ることができる」と話した。



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