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【コラム】「愚かな政治は刑罰で脅し、最悪の政治は国民と争う」=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
では、文在寅政権は最悪の政治のどん底から抜け出せるのだろうか。容易ではないが、不可能でもない。1年9カ月前の就任時に約束した「国民一致」「野党尊重」「人事不偏不党」の初心を取り戻せばよい。司馬遷は最上の政治が民の心に沿うことだといった。その次は国民を利益に誘導することだ。司馬遷の良い政治論は古朝鮮を含めて中国と周辺の歴史1000年間に明滅した数多くの王国を研究して得た洞察であるだけに、耳を傾ける価値がある。

人間の本性に基づく政治をしろというのが司馬遷の治国論の要諦だ。貨殖列伝のはじめに司馬遷はこのようにいっている。

「神話時代のことについて私は知らない。ただ、歴史の時代の人々をみると、耳と目は美しいものを楽しもうとし、口は良いものを味わおうとし、身は安楽を好み、心は権力と有能な栄誉を誇ろうとする。こうした風俗は人々の心の中に深く定着して久しく、微妙な理論を以てしても各自を最後まで教化させることはできない。したがって余計なことは考えず人々の自然な本性に従って治めるべき」。


個人に対する自覚や人権の概念が全くなかった時代、各自の欲望と利己心を尊重し、それに従うべきという忠告だ。そのような政治をしてこそ民富が増え、それに比例して強国になるという説明をつけた。その逆でうまくいった国を見ることができなかった。司馬遷の後、20世紀末のソ連共産主義の崩壊と現在進行中のベネズエラ式民衆民主主義の惨劇が代表的な失敗例だ。ソビエト式集団的正義やすべて等しく分け合う平等主義のような微妙な理論で、国民個人の欲望と利益を抑制しようとして滅びた。

司馬遷の貨殖列伝の教訓は続く。「貧富の差は誰かが奪ってなるのでも、誰かに奪われてなるのでもない。精巧な知恵があれば裕福になり、そうでなければ貧しい」 「天下の人は利益のためには喜んで集まり、利益がなくなれば離れていく」などの金言だ。富裕者が罪人であるかのような社会の雰囲気や公共の舞台では、利益でなく正義を叫んでこそ優遇されるという偽善的な風土を嘆く言葉だ。

文在寅政権が最悪の政治から抜け出すには、国が介入して国民を幸せにできるという幻想から目覚めなければいけない。国は国民一人ひとりの欲望と利益の流れを保護することを基本とし、この流れで排除された人のために補助的に介入する方法をとるのが正道だ。この政府はこの1年9カ月間、人間の本性に背く、表面だけ輝く「正義の哲学」に心酔し、国民分裂、野党無視、偏向人事に陥った。国民一致、野党尊重、人事不偏不党が必要な時だ。国民の欲望と利益に自然に従うという文大統領と青瓦台参謀、民主党指導部の省察から変化は始まるだろう。

チョン・ヨンギ/中央日報コラムニスト



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