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【中央時評】北朝鮮の思惑、文政権の敗着

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
南北(韓国・北朝鮮)通信線は連結から2週間で不通状態となった。北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が中止を要求した韓米連合訓練を予定通り実行したことに対する反発だろうか。形式的にはそうだが、北朝鮮の思惑ははるかに複雑とみられる。これはコンピューターシミュレーション中心の訓練に対して北朝鮮が見せる過剰反応から分かる。金与正副部長は在韓米軍の撤収とも解釈される主張までして事態を拡大し、さらに金英哲(キム・ヨンチョル)党統一戦線部長はすさまじい安保危機を感じさせるという言葉で韓国を脅かした。規模をさらに縮小した訓練に対して北朝鮮が以前より激しく対応する理由は何か。果たして文在寅(ムン・ジェイン)政権を北朝鮮を正しく理解しているのだろうか。

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の思惑を知る手掛かりは、北朝鮮政権がどの内容を住民に知らせていないかという点だ。金与正副部長と金英哲部長の談話は公開した半面、通信線の連結は知らせなかった。一見、理解しがたい。通信線の連結は経済的に苦しい北朝鮮住民にはうれしい便りだが、緊張と対決を含蓄する談話は落胆させる内容だ。南北通信線が連結すれば韓国の人道的支援の可能性があり、これは金正恩委員長に対する住民の支持にもプラスになりそうだが、なぜ北朝鮮政権は良いニュースを隠して悪いニュースを公開したのか。この奇異な決定を正しく知るためには、金正恩委員長の視点でこの問題を眺めなければいけない。

独裁者のすべての道は権力に通じる。金正恩委員長は通信線連結の成果で権力を強化しようと考えた。しかし北朝鮮が最も必要な食糧などの支援をそのまま受ければ、金正恩委員長が繰り返し叫んできた自力更生の失敗を対内外に認める結果となる。独裁権力の没落は権力者の実力を住民と権力層が知った時から始まる。ハノイ会談の決裂ですでに外交実力が表れた状態で、経済でも失敗を認める格好になるということだ。食糧難を緩和して住民の心を一時的にでもつかむには外部の支援を受けなければならないが、金正恩委員長は自力更生を主張した自身の権威が損なわれることを恐れた。最も良い方法は因果関係をひっくり返して粉飾することだ。北朝鮮が必要だからではなく、韓国が頼んで通信線が連結されたという論理と状況を作り、事後に公開するのが最善だった。


韓米連合訓練の中止は金正恩に「神の一手」となる可能性があった。住民に宣伝するナレーティブが完成するからだ。「南朝鮮が韓米連合訓練を中止しながらも通信線の連結を要請してきたため、これまでの過ちを許して通信線の連結に同意した。また、南朝鮮が感謝の意で経済的支援をするというので、必要はないが民族の雅量で寛容に応じた。これは委員長同志の政策がもたらした偉大な勝利であり、わが共和国の自力更生路線を称える歴史的転換だ」。

文在寅政権は金正恩委員長の意図をつぶした。軍事訓練を中止したのではなく縮小して実行したからだ。この程度ではプロパガンダに使うこともできず、金正恩委員長の権威を落とさない形で通信線連結の理由を説明することもできない。金正恩委員長は経済的利益も得て権力も強化する機会を失った。文在寅政権が米国の反対を押し切って軍事訓練を中止したとすれば、その慣性で南北経済協力をさらに積極的に推進するはずで、その結果、制裁の国際協力が崩れるかもしれないという期待もあったはずだ。北朝鮮は任期が9カ月しか残っていない文政権に勝負に出ることを要求したが、思い通りにはならなかった。その大きな失望感の表現が激しい言葉だ。

金正恩委員長はジレンマに陥った。権力は成果と権威が結合する時に強化されるが、現在は成果と権威が同時に墜落している。成果の核心である経済状況は非常に深刻だ。韓国銀行(韓銀)は最近、北朝鮮の昨年の経済成長率を-4.5%と推定した。しかし韓銀の推定値は制裁とコロナで急激に萎縮した市場活動をまともに反映していない。昨年の北朝鮮の市場活動は少なくとも10%以上減少したはずだ。市場で創出される付加価値が総国民所得の25%と仮定すれば、これは国民所得を2.5%落とすということだ。したがって昨年の北朝鮮の経済成長率は-7%以下と考えられる。また食糧価格が暴騰し、軍用米まで放出したという報道もあった。貿易封鎖の原因であるコロナ事態はいつ終わるか分からない。このように経済難で権力が萎縮する状況でなければ、北朝鮮が通信線の連結に同意するだろうか。

金正恩委員長のジレンマがさらに強まってこそ非核化の扉が開かれる。完全な非核化以外に出口があると信じさせる対北朝鮮政策は逆効果ばかりをもたらす。韓米連合訓練の縮小も敗着だ。安全保障は言うまでもなく、米国の信頼を得られないうえ、北朝鮮も反発している。「通信連絡線が完全に復元された」と強調していた政府からはいかなる声も聞こえない。文在寅政権は出題問題とは関係なくいつも同じ答えばかり書く学生のようだ。理念と希望に対する実力の差が歴代政権のうち最も大きい。通信線がまた連結するとしてもこの実力では望みがない。北朝鮮をまともに分析しなければいけない。そして大韓民国らしい政策を進める必要がある。実力のない綱渡りは危険ばかりだ。

キム・ビョンヨン/ソウル大統一平和研究院長/経済学部教授



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