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【韓半島平和ウォッチ】イラン戦争が突きつけた不都合な真実…韓半島危機管理が切実に(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆北核同居の時代

韓国はこのような北朝鮮に対し、いかにして韓半島の平和を守り、北朝鮮の核能力増強を阻止し、意図的・偶発的な核使用の危険性を除去するのか。


現在の韓半島情勢において北朝鮮の非核化、交流協力、関係改善、統一などは達成の可能性が容易ではない戦略目標だ。我々が直視するべき韓半島の「不都合な現実」は、北朝鮮がすでに核武装段階に入っているため完全かつ早期の非核化は不可能であり、激しい軍拡競争の中で戦争と核使用の危険性が高まっているという点だ。30年余りにわたる北核外交が失敗に終わったことで、我々はすでに「北核との同居」時代に入っている。したがって相当期間、我々の対北戦略は韓半島での戦争防止と核使用の危険性除去を目標とする対北抑止力の強化、平和共存体制の構築、および軍事的な危機管理に集中しなければならない。


韓半島問題に対する対応策には「明快な解決策」と「不都合な解決策」がある。北朝鮮体制の崩壊、吸収統一、北核施設への軍事打撃、韓国の核武装などが前者の方法だ。これが成功すれば北朝鮮・北核問題を完全に解決できるかもしれないが、極めて非現実的であり、非常に危険だ。

一方、「不都合な解決策」とは、完全な非核化を未来の目標に置き、短期的には北核増強阻止のための核凍結、軍事的衝突の防止、核使用リスクの低減など、当面の安保課題に対する応急措置に集中することだ。

これまで我々は「先に北朝鮮非核化、その後に平和体制構築」を推進してきたが、このアプローチの修正を検討しなければいけない。現実的に早期に完全な非核化を達成するのは容易でない。したがって、まずは北核の凍結とともに「南北基本条約」を通じた韓半島の平和共存を定着させ、これを土台に北朝鮮の核武装の動機を緩和し、非核化を進展させる必要がある。この方法は虚像を追う「明快な解決策」に比べて現実的であり、韓半島情勢のさらなる悪化を防いで管理する効果が期待できる。

結論としてイラン戦争が韓半島に与える警告は厳重だ。イラン戦争は北朝鮮の核武装強化の動機をさらに刺激し、域内の強大国政治と陣営化の傾向も深化させるだろう。韓半島での戦争は核戦争へと拡大する可能性が高く、中東の戦争よりもはるかに破壊的になると予想される。韓半島が次の戦場にならないための韓国の選択は明白だ。安保のために自強力と米国の拡張抑止を強化し、非核平和のために北核の凍結と南北間の平和共存を積極的に推進する必要がある。また、北東アジア平和外交で域内の陣営化と強大国政治を緩和し、韓半島平和ムードを形成しなければならない。

田奉根(チョン・ボングン)/韓国核政策学会長


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