1月、ダボス会議で言葉を交わしている米国のトランプ大統領(右)とパキスタンのシャバズ・シャリフ 首相。AP=聯合ニュース
ドナルド・トランプ米国大統領は7日(現地時間)、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相がX(旧ツイッター)に投稿した仲裁案を受け入れるに先立ち、「私は彼(シャリフ首相)を非常によく知っている。世界的に非常に尊敬されている人物だ」と述べ、信頼を表した。シャリフ首相は実業家出身で、パキスタン・ムスリム連盟の総裁を務めた人物だ。2022年から2度にわたり首相を歴任し、昨年9月にはホワイトハウスを訪問してトランプ大統領と面談した。その後、トランプ大統領を「平和の使者」と称賛し、ノーベル平和賞候補に推薦したりもした。トランプ大統領とパキスタン軍部の実力者であるアシム・ムニール陸軍参謀総長の間の緊密な連携も仲裁に一役買った。ムニール氏はトランプ一族と連携したステーブルコインを国境間の決済に導入することにした「クリプト・ディール」でトランプ大統領の歓心を買った。トランプ大統領がムニールを「お気に入りの野戦元首」と呼ぶほどだ。
パキスタンは今回の戦争を通じて、伝統的に中東紛争の仲裁役を担ってきたオマーン・カタールに代わる立場に立った。パキスタンは1972年のリチャード・ニクソン大統領の訪中当時、米中間の秘密接触を主導し、最近ではアフガニスタンのタリバンと米国間の平和交渉を引き出したりもした。
中国の役割も注目される。ニューヨーク・タイムズ(NYT)はイラン政府関係者の言葉を引用し、「中国がイランに対し、柔軟性を見せて緊張を緩和するよう要求した」と伝えた。一方、国連安全保障理事会はこの日、ホルムズ海峡の安全と航行の自由を妨げるすべての試みの中断を促す決議案を発議したが、常任理事国である中国とロシアが拒否権を行使したため、採択に失敗した。
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