2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック(五輪)の会場を訪れたシモーネ・バイルス(左)。AP=聯合ニュース
それでは、バイルスが最も愛着を持って見守っている種目は何だろうか。それはフィギュアスケートだ。高難度の技術と感情表現の双方が必要とされる点が似ているためか、バイルスはフィギュアスケートの会場にたびたび足を運び、選手たちの演技を熱心に観察している。
バイルスは16日、五輪チャンネルの公式アカウントであるOlympics.comとのインタビューで「先日、ペアスケーティングで優勝した日本の三浦璃来と木原龍一の演技を見た。本当に完璧に近かった。彼らが日本史上初の王者になると直感した」と語った。
バイルスは体操界の生ける伝説だ。通算の五輪金メダル数だけで7個。昨年の2024年パリ大会では3冠に輝いた。しかし、そんな体操女王にとっても、五輪は容易ではない舞台として記憶されている。2021年に開催された東京大会で、バイルスは深刻な心の病を患った。過度の緊張感から空中で平衡感覚を失う、いわゆる「ツイスティーズ」現象により、ほとんどの種目で棄権した。
選手の重圧を誰よりもよく知るバイルスは、「五輪王者の座を守らなければならないというプレッシャーは本当に大きい。誰もがすでに私たちに期待しているものがある。選手たちはどうかやり遂げてほしいと願っている」とエールを送った。
今回が初めての冬季五輪訪問だというバイルスは、夫と共にミラノで余裕あふれるひとときを過ごしている。ショッピングをしたり、スパに行ったりしてストレスを発散している最中だという。この日のインタビューでは、残りの滞在期間でやりたいことについても語った。バイルスは「まだ本格的なピザを食べていない。パスタしか経験していないので、ピザとジェラートを必ず探す」と言って笑った。
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