トランプ米大統領が2日(現地時間)、ホワイトハウスで重要鉱物の戦略的備蓄に120億ドル投入する「プロジェクト・ボルト(Project Vault)」計画を発表した。ゼネラルモーターズ(GM)、ボーイング、グーグル、GEベルノバなど10余りグローバル企業が参加する。 [UPI=聯合ニュース]
高市早苗首相の「台湾有事介入」示唆発言で中国のレアアース輸出統制報復を受けている日本の動きには切迫感がある。読売新聞は5700メートルの深海でレアアースが高濃度で含まれた泥を採掘するのに成功したと伝えた。同紙は「レアアース国産化に向けた大きな一歩」と評価した。
世界主要国は中南米とアフリカのほか、深海海底、さらには月にまで目を向けながらレアアース自給のために注力している。韓国政府もそれなりに努力している。
李在明(イ・ジェミョン)大統領の海外訪問ではサプライチェーン安定化了解覚書(MOU)締結が毎回のように発表され、経済副首相がサプライチェーン安定化委員会を周期的に開いている。しかしレアアース自給率の向上など可視的な成果はまだ出ていない。一部では過去の保守政権の資源開発に拒否感を見せてきた政府・与党が、海外レアアース確保に消極的なのではという主張も出ている。李在明政権に入って韓中関係に改善の動きを見られるが、中国発THAAD(高高度防衛ミサイル)報復や「尿素水騒動」の衝撃波を忘れてはいけない。全世界採掘の70%、加工の90%以上を占める中国が米国・日本・欧州連合(EU)に対して見せたように韓国にもレアアースを武器化する可能性を排除できない。今日、米国は韓国を含む主要国を招待して重要鉱物閣僚級会議を開く。政府はサプライチェーン安定のために主要国と歩調を合わせるべきだが、それにとどまらずレアアース自給率向上のための措置に拍車を加える必要がある。2008年の中国依存度85%から2020年には58%水準に引き下げた日本の事例を参考にするのがよい。
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