25日(現地時間)、ノートパソコンでインターネット接続を試みたが、遮断のためエラー表示が出た。[ロイター=聯合ニュース]
◇大統領の息子「ネットを遮断しても解決しない」…決定権を巡る攻防
英紙ガーディアンは最近、「マスード・ペゼシュキアン大統領の息子で政府顧問を務めるユセフ・ペゼシュキアン氏が、先ごろテレグラムを通じてインターネット制限の解除を求めた」と報じた。「インターネットを遮断しても何も解決しない。(デモの)映像流出は、いずれ向き合わなければならない問題だ」というのが彼の主張だ。イラン当局が反政府デモが激化していた先月8日、インターネットと国際電話などを遮断したことへの批判だ。
ガーディアンはこの発言を政権内部の論争と結び付けて分析した。大統領とサタール・ハシェミ通信相は「解除すべきだ」という立場に近い一方、アリ・ラリジャニ国家安全保障最高評議会(SNSC)議長ら安全保障ラインは反対しているという。当面は安全保障ラインの声が強い。先月18日、イラン国営テレビがハッキングされ、ドナルド・トランプ米大統領とイラン旧王政最後の皇太子だったレザー・パフラヴィー氏が国民に蜂起を呼びかける演説が流れたが、このような状況でインターネットを解除することはできないというのが彼らの論拠だ。
特定の利用者・機関にのみ接続を許可する、いわゆるホワイトリスト方式の政策を進めるなど、まったく緩和の兆しがないわけではないが、むしろその点が問題だ。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「オンラインでもオフラインでもないグレーゾーンが広がっている」と表現した。
断続的なネット接続で動揺拡大…イラン政権にまで亀裂(2)
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