1月30日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は自身のX(旧ツイッター)にカンボジアのスキャム(詐欺)犯罪に関連して現地の言葉で鋭い警告を伝えた。ところが2日、この警告は削除された。[写真 李在明大統領のX キャプチャー]
韓国政府と外交部によると、李大統領は1月30日、自身のX(旧ツイッター)にカンボジア内のオンラインスキャム(詐欺)組織が韓国警察の取り締まりを恐れているという内容の記事を共有した。
李大統領は該当の投稿に、「韓国人に手を出せば敗家亡身(=身を滅ぼすこと)になる、これが言葉だけだと思ったら大間違いです。大韓民国はやると言ったらやります。最後まで」というコメントを載せた。また、これをカンボジアの公用語であるクメール語でも併記した。
このような強力なメッセージは、最近、汎政府超国家犯罪対応チーム(TF)がカンボジアから70人余りの被疑者を強制送還するなど、取り締まりの成果が目に見えて上がっている状況で、関連犯罪を完全に根絶するという意志を示したものと解釈された。
しかし、カンボジア現地メディアなどから、該当の投稿がカンボジア国家全体を犯罪集団として決めつけるかのような誤解を招きかねないとの指摘が出た。
これを受け、カンボジア外務省は金昌竜(キム・チャンリョン)駐カンボジア大使を呼び、李大統領がクメール語で文章を作成した具体的な背景と意図について問い合わせたという。金大使は「犯罪組織員たちが韓国語や英語を知らない可能性があるため、現地の言葉で警告を伝えた」とその趣旨を説明した。
韓国外交部はこの面談について、「主要な懸案に対する通常通りの意思疎通であり、公式な抗議を意味する『召喚』ではなかった」と線を引いた。
ただし、カンボジア側からの懸念を含んだ問い合わせが入った後、李大統領の投稿は削除された。これに関連し、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は削除の理由について、「十分に広報されたと判断され、削除されたものと推測される」と述べた。
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