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金・銀ショックの裏に中国の投機勢力か…前日に急落の警告もあった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

先月29日、中国・上海のショッピングモールでスタッフが顧客が持ち込んだ金のアクセサリーをスマート金買い入れ機に入れている。金価格が過去最高値を更新すると数十人が自動金リサイクル機に集まり金のアクセサリーを溶かして現金に変えた。[写真 AFP=聯合ニュース]

最近の金・銀価格急落の背景に中国発の投機が大きく作用したという見方が出てきた。ケビン・ウォーシュ氏の米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長指名は「引き金」の役割をしただけで、価格調整はすでに投機バブルの中で予想されていたという意味だ。

ブルームバーグは1日、「この数週間で中国の投機勢力が金と銀を大量に買い上昇を過熱させた。中国の投機勢力が金と銀価格急落の踏み台を用意した」と明らかにした。トランプ米大統領がタカ派に分類されたウォーシュ氏をFRB議長候補と名指しした先月30日にニューヨーク商品取引所で銀先物価格は1日で31%下落した。金先物も11%以上下落した。


◇中国内投機過熱…金プレミアム100ドルまで


これに対しブルームバーグは「この数週間の上昇はさらに狂乱的に変わったが、これは個人投資家から大型ファンドに至るまで中国の投機勢力の大量買いによるもの。価格が急騰すると原材料取引諮問家も大挙買いに出てバブルをさらに拡大した」と分析した。トランプ大統領のウォーシュ氏指名後に金・銀投資需要がドルや米国債にシフトしたのは事実だが、これだけでは市場規模が大きく流動性も高い金価格の急落をすべて説明できないという前提も付けた。

実際に中国では投機需要により貴金属価格が国際基準値を超えている。ブルームバーグによると先月25日に上海市場で銀プレミアムは1オンス当たり5.78ドル、金プレミアムは109.28ドルだった。価格が高騰し先月27日には中国のオンライン金取引プラットフォーム「杰我睿」が投資金を返せず投資家が本社に集まり抗議するデモも起きた。

中国の貴金属買い占めの背景には米国に対する不信がある。大信証券のチェ・ジニョン研究員は、「これまで金と銀を買い取った主体は中国とインド、ロシアなどの中央銀行と個人投資家。これらは米FRBの独立性よりは保護貿易主義、孤立主義など米連邦政府に対する不信のためドルをはじめとするすべての法定通貨の代わりに金と銀を買っている」と話した。

◇急落前日に「金バブル最高潮」警告も

当初から金・銀価格にバブルが生じているという分析が出ており今回の急落を予言した人たちに改めてスポットが当たった。アークインベストのキャシー・ウッド最高経営責任者(CEO)は先月29日、Xに「現在の市場のバブルは人工知能(AI)でなく金。金の時価総額が米国の通貨供給量で占める割合が過去最高に達した。これは上昇の終わりによく現れる信号」と書いた。

金よりも大きな衝撃を受けた銀の場合、上場指数ファンド(ETF)などレバレッジ投資の割合が高く下げ幅を広げた。最近は価格が急騰して市場にレバレッジが過度に積もり、価格が鈍化するとマージンコール(証拠金追加納付要求)を避けようとする強制清算があふれて下落を増幅させたと分析される。



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