金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党総書記が昨年5月8日に実施された長距離砲およびミサイル体系の合同打撃訓練を指導したと、党機関紙・労働新聞が報じた。今回の訓練には「600ミリ多連装放射砲」と戦術弾道ミサイル「火星11型カ」が動員された。[ニュース1]
韓国合同参謀本部はこの日午後3時50分ごろ、北朝鮮・平壌北方一帯から東海上に向けて発射されたSRBM数発を探知したと明らかにした。合同参謀本部関係者は「探知された北朝鮮のミサイルは約350キロメートルを飛行した」と述べた。
複数の消息筋によると、北朝鮮が2回に分けて発射したミサイルは5発前後で、それぞれ350キロメートル〜400キロメートルを飛行した後、東海上の岩礁などに着弾した。飛行特性などを考慮すると、口径600ミリの超大型放射砲と推定される。東海上の標的に命中させる試験などを通じて、射程の改善と打撃精度を高めようとする試みとみられる。600ミリ放射砲は射程400キロメートルのSRBMで、韓半島(朝鮮半島)全域が射程圏に入る。
これに関連し、金正恩氏は昨年12月28日、重要軍需工業企業所を訪問し、北朝鮮の放射砲体系について「わが軍の主力打撃手段」であり「戦略的攻撃手段」だと述べた。600ミリ放射砲が、有事の際に北朝鮮の主要な対砲兵戦手段であると同時に、核弾頭搭載も可能であることを示唆したものだ。
最近公表された米国の国防戦略書(NDS)が、北朝鮮を米本土に対する脅威と規定したことへの反発の意味合いもあるとみられる。
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